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廃棄される食料問題 〜 ドイツワーキングホリデー

 ドイツでは政府自らが環境問題に真剣に取り組んでいますが、ドイツの農林省にて取り組まれているテーマの一つ、破棄されている食料問題、そしてその食料をバイオマスエネルギーに変換することについての記事を、雑誌に挟まっていた農林省から発行された冊子を読みました。私は以前テレビでそういったテーマに関してのドキュメンタリーフィルムと討論番組を見ましたが、討論番組では、世界中にあふれる食料不足の人々がいるにも関わらず、賞味期限が切れているだけで、食べることの出来る食料を大量に捨てている事実、そしてその現状を受け入れることが出来ずに、スーパーから破棄される食料をスーパー横の大型ゴミ箱から拾うという、ホームレスではない女性の話も衝撃的でした。

日本でも近年取り組まれているようですが、ドイツでも再生可能エネルギーが破棄された食料や残り物は、バイオガス装置によって発酵され、バイオマスという再生可能エネルギーのひとつ、燃料や電気へと変換されていきます。バイオマスであると電力を貯めておくことも可能といいますので、これから活躍してくれるであろう再生可能エネルギーの一つと言われています。そうはいっても、大量に捨てられている食料は問題です。

食べ物を捨てることをしないように、うまく買い物をして、買ったすべての食材を上手に利用、おいしく料理するようにしている私。もったいないな、と思ってしまうほうで、少々ふるくなった安売りしている野菜(でもまだまだ食べれる野菜なので)をすぐに調理する場合には、見つけると買ってしまうこともあります。ドイツ生活が長くなるにつれて、年を重ねるにつれて、他人やエコのことも考えるようになりましたが、まだまだだなあとも思います。ドイツでは、スーパーで仕入れられても、古くなった野菜や期限切れになった食料はすべて捨てられてしまい、調査結果によるとドイツ人一人当たり一年間で81キロもの食品を捨てていることになるというのです。世界の違う国では、食料不足、飢えで亡くなっている人がたくさん存在すると考えると、これは大量、大問題なのです。

さて、最近では教育の一つとして、この世界中の食料不足問題や食料をいかに無駄にしているか、どうすれば無駄にならないか、などをテーマにエコプロジェクトを行っている学校も多いです。すべての小学校ではありませんが、超低予算で調理された学校給食は美味しくないことが多く、お昼時間も短い事から、大量に捨てられているという小学校に通う私の子供たちの話を聞いて、やっぱり、調査結果のとおりなのだ、みじかな生活からこんなに捨てられている食料があるなんて、という現実、そしてドイツでも肥満の子供たちが増えていることを思うと、大量の食料廃棄問題は、もっと考えていかなくてはいけない問題だと改めて感じました。

2013年06月04日(火) written by まっちょ from (ドイツ)
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