PageTopワーホリネット | ワーキングホリデーとは
201304094947

都会に浮かぶ『食と芸術の半島・グランビル・アイランド』

都会に浮かぶ『食と芸術の半島・グランビル・アイランド』
前方で前にせり出しているのは
パブリック・マーケットの屋外デッキ。
 先々週〜先週にかけて4日間のイースター連休があり、その間は見事な快晴に恵まれたバンクーバー地方。しかし先週末からは天気が崩れ、数日間は雨模様となりました。この雨で現在満開となっている桜が散らないと良いのですが・・・。
 さて今回はバンクーバーの人気スポット『Granville Island(グランビル・アイランド)』について御紹介したいと思います。グランビル・アイランドは、ダウンタウン・バンクーバーとバンクーバー・ウェストサイドに挟まれたフォールス・クリークに浮かぶ「半島」で、グランビル橋の真下に位置しています。現在のような観光地になる前の1950年代は造船業&工業の中心地として栄えた場所でした。その後、造船業の衰退で廃墟化したものの、1970年代に行われた再開発によって市民や観光客が「食と芸術」を楽しめる人気観光スポットに生まれ変わりました。バンクーバーを代表する観光スポットの一つである為、平日でもかなり賑やかですが、週末になると地元の家族連れも加わって更に賑やかになります。

都会に浮かぶ『食と芸術の半島・グランビル・アイランド』
・パブリック・マーケット内。
食料品が所狭しと並びます。
 ここでは「食と芸術が楽しめる」と前述した通り、グランビル・アイランドは海に面しているという事もあり、新鮮で美味しいシーフードが楽しめるレストランが沢山あります。また、かつての倉庫を改装した広大な敷地のパブリック・マーケット内には、数え切れないほどの食料品店が所狭しと軒を連ね、どこから見ていけばいいのか迷う程。中央には新鮮な野菜や果物が陳列し、目にも鮮やか。スイーツショップや紅茶専門店などもあるので、誰が行っても楽しめる場所です。普通のスーパーでは取り扱っていない魚もここのシーフード・ショップでなら手に入るため、私もここで過去二回、鯛を購入しました。各国料理が楽しめるフードコートも同じ建物内にあり、パブリック・マーケット内だけでも見て周るのに結構な時間を要します。
都会に浮かぶ『食と芸術の半島・グランビル・アイランド』
ここでなら珍しい魚も購入できます。
 そしてグランビル・アイランドを代表するもう一つの特徴が「芸術」。グランビル・アイランドには芸術家たちが多く集まり、島内には様々なジャンルのギャラリーやクラフト・ショップ、連日公演が行われる演劇シアター等が軒を連ねています。中には日本の和紙や画材を取り扱うお店もあり、見ているだけで楽しめるお店が目白押し。パブリック・マーケット内では沢山の芸術家が出店を開き、作った本人から一点物の作品をお手頃価格で購入する事もできます。カナダを代表する女性芸術家「エミリー・カー」の名を冠した美術大学『Emily Carr University of Art and Design(エミリー・カー美術大学)』もグランビル・アイランドにあり、この場所がいかに「アーティスティックな場所」であるかを表していますね。
 
都会に浮かぶ『食と芸術の半島・グランビル・アイランド』
グランビル・アイランドからは
正面にダウンタウン、そして真上に
架かるグランビル橋がよく見えます。
 ここは大人だけが楽しめる場所ではなく、トイ・ショップや子供服専門店、遊戯施設が入った子供たちも大喜びの「キッズ・マーケット」もあり、家族全員が楽しめる場所となっています。これから気候が更に良くなる事もあり、我が家も週末に出向く機会が多くなりそうです。
2013年04月09日(火) written by Saori from (カナダ)
Comment(0)


カナダ関連の記事

この記事へのご感想は以下のフォームからどうぞ

お名前 [必須入力]
コメント [必須入力]
5000文字まで。(コメントにリンクは書き込めません。)
※記事の内容に沿わないコメントはお控えください。
※質問やお問い合わせはお控えください。