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NZより日本で被災した子どもたちへためのイベント

NZより日本で被災した子どもたちへためのイベント
このサインを目印にみんなが集まりました
 世界の様々なところで行われた、日本の東日本大震災から2年目の日のイベント。
ここクライストチャーチでも例外にもれず、熱意のある同士の皆さんが市内から東に行ったニューブライトンビーチと言うところで「The Sand Art Project」というイベントが開かれました。去年に始まったこのイベントは今年で2回目になります。

このイベントは日本の大震災、津波、その後の原発の被害にあった人たちへのメッセージなのですが、去年は特に南三陸にいる子どもたちへのメッセージ、そして今年はNPO法人沖縄・球美の里という施設へ向けての心こもったイベントとなりました。この施設というのは、福島第一原発事故で被曝したか、あるいは今も汚染された地域に住む子どもたちの健康回復のための保養センターだそうです。

NZより日本で被災した子どもたちへためのイベント
サンドマンのサンドアートは
いつも最高傑作です
今年は、去年と同じくたくさんのこちらに住む日本人の人たちはもちろんのこと、現地の人たちもたくさん参加していただきました。
ボランティアの皆さんは、自分でパンケーキを作ったり、フェイスペインティングをしたり、タトゥー習字(?)をしたりでドネーションを募っていました。このタトゥー習字は、それをやりたい人が体のどこに書いてほしいかそして文字をあらかじめ用意した漢字の中から選んでもらいます。こちらの人は、漢字が大好きですので、これにはみんな喜んでいました。

そして、このイベントの一番の功労者は、サンドアーチストことサンドマン・ピーター。これまで、日本のテレビにも何度となく登場している彼は、日本の被災者の皆さんへのメッセージを砂の上に絵と詩にて表現します。そしてこの絵が出来上がるとみんなでその周りで手をつなぎます。

NZより日本で被災した子どもたちへためのイベント
フェイスペインティングや
タトゥー習字で楽しむ人たち
ちなみに、それにかかる時間は、4時間ほど。そして砂の上なので満潮になるとその2−3時間後には消えてしまいます。儚いのですが、彼には、諸行無常という信念があり、それはそれでよし、だそうです。彼はとってもお茶目でチャーミングで、偉大で有名なアーティストなのですがそういう固さはまったくなくすごくフレンドリーでした。
ピーターをはじめ、たくさんの参加者とボランティアの皆さんで行われたこのイベントが、少しでも日本の被災した皆さんへの助けになることを祈ります。この遠いクライストチャーチから、心よりエールを送ります。
2013年03月19日(火) written by lovey from (ニュージーランド)
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