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カナダの幼児教育事情 〜 カナダワーキングホリデー

 現在、冬の雨季ではあるものの、例年になく晴れ日にも恵まれているバンクーバー地方。先週の土曜日も快晴に恵まれ、体感気温は低く感じられたものの、車内や室内にいるとジンワリ汗ばんでくるような陽光でした。陽もどんどん長くなり、来月半ばには夏時間に変更。今回の冬は、とても短く感じられました。

 さて、日本では今、春の卒入学・新学期に備えている時期なのではないでしょうか。4月が新学期となる日本とは異なり、カナダでは夏休み明けの9月が新学期になります。もちろん入学も9月からになるので、就学児童を持つ保護者たちはそれに備えて保育園、幼稚園、小学校等の入学手続きを行わなくてはなりません。その手続きが行われるのが毎年12月〜3月頃にかけての時期。ちょうど、今の時期ですね。期間にバラつきがあるのは、市によって入学申込み時期が異なるからです。

 カナダは州によって法律が違うため、就学年齢の違いも生じるようです。例えば、私が住むブリティッシュ・コロンビア州では「幼稚園(Kindergarten)入園は5歳から」となっていますが、オンタリオ州やアルバータ州では4歳から幼稚園に入園が可能。ちなみに幼稚園は義務教育ではありませんが、公立なので授業料は無料ですし、次のステップである小学校入学の前準備に良い(集団生活に慣れさせる目的)として通わせる親が殆どのようです。日本同様、幼稚園入園前の年齢から学校に通わせる事も可能。幼稚園前に通う学校を「プリスクール(Preschool)」と言い、これは日本で言うところの「保育園」にあたります。BC州では3歳・4歳から通園可能で、こちらは幼稚園と違い、公立学校ではないので有料となります。授業料は各学校によって異なりますが、大体週2〜3日で1ヶ月120〜150ドル(11,000円〜14,000円)くらいのようです。
 
 BC州には大きく分けて3種類の公立学校があります。それは英語で全ての授業が行われる「一般スクール」、カナダのもう一つの公用語であるフランス語で授業が行われる「フレンチ・イマージョン・スクール」、そしてフランス語を母国語とする両親(または片親)がいる子供のみが通える「フランコフォン・スクール」の3つです。これはBC州のみならず、殆どの州が持つ教育形態です。

 ここで、フランス語圏であるケベック州以外の英語圏州に住む多くの親たちが頭を悩ませる問題が「子供を一般スクールに入れるか、フレンチ・イマージョンに入れてフランス語を学ばせるか」という選択。幼稚園からフレンチ・イマージョンを取り入れる学校が沢山あるため、幼稚園の入園申込みの時点で早くも「一般か、フレンチか」という選択に迫られることになります。フランス語はカナダのもう一つの公用語ですし「英仏バイリンガルになれれば将来的に就職に有利」とも言われているため、真剣に悩むことになるようです。そして現在、フレンチ・イマージョンス・クールは大人気で競争率が高く、都市部では入学受付に抽選制を用いている学校が殆ど。なんだか日本の人気学校の入学手続きを髣髴させますね。しかし、小さな町などのフレンチ・イマージョン・スクール・スクールでは希望者全員が入学できたりするようです。

 私はカナダに来たばかりの頃は「カナダの子供達は、日本の勉強漬けの子供達と違ってノンビリしてるな〜」と思っていたのですが、なかなかどうして、カナダの子供達もとても忙しい生活を送っています。こちらの子供達は勉強に加え、習い事としてスポーツも積極的に行うため、ひょっとしたら日本の子供達よりも忙しいかもしれません。日本もカナダも、子供達がノンビリ出来て、学校が終わってから日暮れまで沢山遊べたのも、今ではもう昔の話になってしまったのでしょうね。

2013年02月26日(火) written by Saori from (カナダ)
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