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日本食レストランで働きたい!!

ワーホリで仕事と聞いて一番最初に思いつくのは日本食レストランなのではないでしょうか?ジャパレスと略され、レストランの接客の仕事です。
仕事の内容は簡単な食事や飲み物の調理・提供、レストランの掃除や買い出しなどの雑用です。レストランによってホールスタッフの調理の範囲は違います。大抵、調理は調理担当の人が行うので、ホールスタッフは接客がメインになります。調理担当の人は韓国人の人がとても多いです。私が働いたジャパレスでもシェフは韓国人でしたが、日本で修業を積んだお墨付きのシェフのようでした。もちろんオーストラリア人のシェフや日本人のシェフもいます。

個人経営のカフェなどのお店でのアルバイトはキャッシュジョブといって、正式な職業ではない場合が多くあります。以前の記事「オーストラリアの雇用形態」でお話ししたように、キャッシュジョブは所得税を払う必要がなく、一番手軽です。ただし、キャッシュジョブのほとんどは低時給の仕事で保険等もありませんから、企業年金はおろか、仕事中にけがをしたりしても何の手当もありません。まれに事務関係のキャッシュジョブで高時給の仕事もありますが、カフェやジャパレスなどではほとんどが最低賃金以下の時給です。ちなみに、オーストラリアの時給は物価に比例して日本よりも断然高くなっています。年齢によっても変わってきますが、オーストラリア政府のサイトによると、現時点、20歳で$15.59が最低賃金(時給)となっています。ただし最初のうちは研修期間として、これより少ないこともあります。この時給ではオーストラリアの高い家賃を払うのには限界があります。
日本人ということで、ジャパレスなら日本語を話せて楽かと思いきや、ジャパレスに来るお客さんはほとんどが現地の人です。英語でコミュニケーションを取れる語学力もある程度必要です。

ではジャパレスでは働かないほうがいいのかというと、そうでもありません。
今まで日本人でありながら、海苔巻を作ったことがなかったり、魚の名前が分からなかったり、ジャパレスで日本を再発見することも多くあります。日本では見たことがない魚の組み合わせの創作寿司などは、さすがオージーの感覚で作られているだけあり、とてもダイナミックでなおかつ美味しいです。日本が大好きなお客さんと日本の話で盛り上がったりするのもジャパレスの特権です。オーストラリアのジャパレスで違った角度から日本を見つめなおすのもなかなか楽しいものです。
ただし、先に話したように、ジャパレスのみで生計を立てるのは厳しいので、ジャパレスでバイトしようと思っている人は、日本でできるだけ貯金をしておきましょう。


2013年02月22日(金) written by Yuiph from (オーストラリア)
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