クリスマスの準備 | オーストラリア

ショッピングセンターに飾られる 大きなクリスマスツリー

１１月になりました。ショッピングセンターや街中はクリスマスに向けて着々と準備が始まっています。
オーストラリアではクリスマスは一年でも最も大きいイベントです。日本では恋人たちが寄り添うロマンティックなイベントというイメージがありますが、オーストラリア人はどのようにしてクリスマスを過ごすのでしょうか？

シドニーQVBに飾られる スワロスキーの巨大ツリー。 ふもとの人と比べても巨大。

まず、クリスマスまでにしておくことは、家族にプレゼントを買ってそれをクリスマスらしい包装紙でくるんできちんとプレゼントとして用意しておくことです。家族が集まった時に誰が誰にあげるのかが分かるように「○○さんへ、△△より」というシールを貼っておくのが一般的です。
そしてクリスマスの食卓の用意です。オーストラリアではクリスマスはローストチキンではなくハムを食べるのが伝統的です。サラダやサイドディッシュも数種類用意します。

QVBのツリー、二階に登っても まだ頂上が見えません。

クリスマスイブになったら持ち寄ったプレゼントをモミの木の下に置いておいて、クリスマス当日の朝にプレゼントを開けます。そのあと軽い朝食をとったら、親戚などと一緒にクリスマスランチを食べます。普段はディナーのみが豪華な食卓の家庭も、クリスマスの日にはランチも豪華になります。
みんなでワイワイおしゃべりしながらゆっくりランチを味わっておなか一杯になったところで、午後はのんびりお昼寝したり、読書したり、庭にプールがある家では泳いだりして家族でのんびり過ごします。

三階に登ってやっと スワロスキーツリーの 頂上が見えました。

オーストラリアのクリスマスは日本でいうまさに年末年始のようなイベントで、家族が集まって、飲んで食べてただのんびり過ごすというのがオージー流だそうです。