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ツリーコンサート ベルリンの木たちを守ろうプロジェクト

ツリーコンサート ベルリンの木たちを守ろうプロジェクト
モンビジョーパーク内 
ツリーコンサート
 ベルリンミッテに位置するモンビジョーパークでの9月17日から23日まで行われたベルリン市内の木たちを救おうプロジェクトが話題を呼びました。公園を訪れた人は、これは一体なに?と吸い込まれるように寄っていく。そこには決して派手ではない、しかし大変目立つ白い小さなテントのようなものが十数個置かれていて、木から栃の実がこのテント上に落ちると、光ったり、音楽が鳴ったりするというもの。木の実が落ちるちょうどこの時期を狙った企画でもありました。もちろん周辺に落ちている栃の実をこの白い布に当てても、同じように音が鳴ったり、光ったりします。音色については、下記のサイトを見ていただくと、そこに流れてくるメロディーです。
ツリーコンサート ベルリンの木たちを守ろうプロジェクト
広いテントの上に木の実が落ちると、緑の光が。。
このプロジェクトの一番の目的は、ベルリンの木々たちが助けを求めていることを知ってもらうため、そしてSMSやインターネットでベルリンの木々たちをケアするための費用としての募金を集めることでありました。ベルリンには、41万6千本の木が植えられているそうですが、予算削減のために手と費用のかかる古い木たちを処分してしまうということもあるようです。
ツリーコンサート ベルリンの木たちを守ろうプロジェクト
募金のお願いとツリー
コンサートプロジェクトについて。
さて、会場にあるプロジェクトを主催しているBUNDというベルリンの自然保護団体のパンフレットには、街に木々が必要な10つの理由が書かれており、それを読んで改めて当たり前に植えられている街の木々たちの重要性を教えられました。例えば、学校で習ったような基本の二酸化炭素を吸収し、酸素を作る光合成、空気のほこりを吸い取る役目、一日に400リットルもの水分を空気中に乾燥を防ぐために送りこむ役割、土に命を与える役割など。
近年、こういった環境保護団体の地道な活動が多くなってきているドイツですが、人々の環境保護への関心がさらに高まること、そして特に多くの子供たちに当たり前の自然界の仕組みについて伝えていくことが大切だなと改めて考えさせられる日でした。
http://www.treeconcert.de/
2012年10月09日(火) written by まっちょ from (ドイツ)
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