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大きな古時計の不思議なお話 〜 イギリスワーキングホリデー

イギリス人の友人や知人の自宅に招かれる機会がよくあるのですが、彼らのお宅でかなりの確率で出くわすのがアンティークの大きな古時計です。日本でもよく知られている『大きな古時計』の歌にも登場する木製の古時計で、イギリスでは「グランドファーザーズ・クロック」と呼ばれています。

ところで、『大きな古時計』の歌はイギリスでのある実話に基づいて作られたことを知っていましたか?それは北イングランドのダーラム州、ピアスブリッジの川沿いにある小さな宿、「ジョージ・ホテル」で本当に起こった不思議な出来事です。

ジョージ・ホテルはかつてジェンキンスという兄弟が所有していました。ホテルのロビーには2メートルを超える大きな木製の時計があり、このホテルのシンボルとして親しまれていました。これはジェンキンス兄弟のお兄さんの方が生まれた日に購入されたもので、1年中正確な時を刻み続けていました。

ところが、ジェンキンス兄弟の弟の方が病気で亡くなると、今まで正確に動いていた大きな時計の時間が急に遅れ始めます。そして、弟の死から約1年後、今度はお兄さんの方が亡くなると時計の針は彼が息を引き取った時刻、「11時5分」を指したまま止まってしまい、いくら修理しても直ることはありませんでした。

現在もジョージ・ホテルには、その古時計が11時5分を指したまま展示されているそうです。アメリカの作曲者ヘンリー・ワークは、1874年にジョージ・ホテルに宿泊した際にこの逸話を聞き、強烈なインスピレーションを感じてこの曲を一気に書き上げたといいます。

ゆうに100年は超えるであろうアンティークの古い時計が、今もなお、時を刻み続けているのを見ると感動さえ覚えます。先祖から代々伝えられている古時計、いつまでもイギリスの家にあっていて欲しいものですね。



2012年10月05日(金) written by Miyo from (イギリス)
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