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NZ初の爆発物を使ったビルの解体とその粋な計らいとは?  〜 ニュージーランドワーキングホリデー

NZ初の爆発物を使ったビルの解体とその粋な計らいとは?  〜 ニュージーランドワーキングホリデー 1 ワーキングホリデー通信
ビル解体の様子(TV3より抜粋)
 クライストチャーチ地震後、解体作業が着々と進んでいますが、先日、注目の解体のためのビル爆破が施行されました。
1986年に建てられた14階建てのRadio Network Houseビルが、爆発物を使ってのNZ初のビル爆破でした。ちなみに、これに使われた爆発物は63キロしかないそうです。もっと重いものと思っていましたが、この解体は重力をフルに使ってのものだそうです。

今回は、アメリカで600もの解体を経験している会社とパートナーを組んでの試みです。解体時間は、7.7秒。あっという間ですね。


さて、この解体が決まったときにこのビルのオーナーは、自分には解体するときのボタンは僕には押せないよ・・という新聞記事が載っていましたが、それからしばらくしてNZで一番見られているオークションサイトTrademeでボタンを押す権利のオークションが繰り広げられました。

ちなみに、このページ459,420 views, 113 bids and 243 questions。
Trademeの中でも歴代3位に残るオークションでした。
(人口400万人強の国で、これだけのViewってすごいですよね・・)

最終的には26000ドル(200万円弱)で落とされました。

誰が落としたのかと言いますと、8つの解体業者でした。



そして、今回のステキなお話は、この解体業者の粋な計らい。
彼らはこのボタンを押す権利を、the Child Cancer Foundationに託しました。
そして選ばれたのが、Jayden Halliwell君6歳(Queenstown)。

実は、Jayden君ががんを告知されたのは、この4週間前。
Kidney Cancerと戦っていてもうすぐ手術をするそうです。

ぜひ、このExcitingな経験を彼の闘病生活の糧にしてもらえたらなあと思います。


この26000ドルの行き先ですが、残念ながらCancer Foundationへとは行きませんでしたが、オーナーの告知どおり、歴史的建造物のひとつ、the Isaac Theatre Royalの修復に当てられます。



この解体方法は大成功でした。ということで、これからは他の解体待ちのビルもこの方法が採用されるようです。
というのも、爆弾を使っての解体のほうが安い、早い、安全。
この解体費用は、保険会社が受け持つので保険会社としてもぜひこの方法でやってほしいと思っているようです。
解体業者も、自分のところの社員をビルの屋上の上らせて作業をさせるリスクを考えると、より安全なこの方法が使えるところは使いたいというオーナーの意見もあります。

そういう意味で、このNZ初のImplosionはいろんな人の注目を浴びています。
この方法を使っての解体費用は、1ミリオン。そして一つ一つ壊していくこれまでの方法でやると1,2ミリオン。
なんとなく少しの違いのような気がしますが、ひとつのビルにつき20万ドル違ってくるわけです。

ということで、クライストチャーチの再建がこれでもっと早くスムーズに進んでくれることを祈っています。
2012年09月04日(火) written by lovey from (ニュージーランド)
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