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大聖堂の最後の見納め!カセドラルウォークウェイ

大聖堂の最後の見納め!カセドラルウォークウェイ
みんなに惜しまれながら解体中の大聖堂
 クライストチャーチの地震で大きな被害を受けてから1年以上が経ちますが、まだまだ地元新聞やニュースでも地震後の話題は取り上げられています。その中でも今のもっぱらの話題はクライストチャーチ大聖堂。地震時に大聖堂の塔は崩れ、その後の余震でステンドガラスが割れて非常に危険なので立ち入り禁止区域に入っていて今は近くでは見る事が出来ません。
大聖堂の最後の見納め!カセドラルウォークウェイ
復興に思いを込めての
黄色いリボンが下がっていました
大聖堂といえば、クライストチャーチの代名詞でガイドブックには必ずあの堂々とした大聖堂の写真がシンボルとして載っています。その大聖堂が、残念ながら壊されることを発表し(中にはまだまだ反対派もいますが、その話をすると長くなるので端折ります)、その最後の大聖堂をみんなに見てもらおうと、数回の週末にかけてカセドラルウォークウェイというものが作られました。クライストチャーチにもウォーキングコースは数百とありますが、この期間限定のウォークウェイに早速行って来ました。
大聖堂の最後の見納め!カセドラルウォークウェイ
このANZで銀行口座を開設したな・・・(涙)
最後の見納めともありかなりの来場が予想されるということで、私は入場できる9時早々に並びスムーズに入る事が出来ました。コースといっても普通の人があるけば恐らく10分もあれば戻ってこれるものですが、大聖堂やその近くのビル、お店の後などを近くでみれる機会ということで、来場者の方々はカメラで撮り納めをしたり、思い出に花をさかせている人、涙している人など様々でした。私もクライストチャーチに来た当事は、この街並みを新鮮な思いで歩きました。このバーキンでハンバーガー食べたり、そしてこの銀行で口座を開いたり、ここは私が働いてたビルだったよな・・なんて思いながら、でもそこは今では解体業者や建設業者が働いています。本当に切なくなる風景でした。
大聖堂の最後の見納め!カセドラルウォークウェイ
たくさんの被害があったCashel Stも
復興作業に忙しいです
とはいえ、こうなってしまったことで後ろばかりを見てもいられませんよね。なので、今回の目的は前向きにこの大聖堂ともさよならして、今度の新しく立て直される大聖堂に期待をしようと思います。ちなみに、この大聖堂が建て直されている間の代わりの大聖堂は、なんと日本人建築家がデザインしたものです。しかも素材がダンボール(防水・防火らしいです)なのです。予定ですと今年中には建てられるそうなので、とても楽しみです。
これからどんどん進化を遂げるクライストチャーチに期待ですね!

2012年05月01日(火) written by lovey from (ニュージーランド)
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