PageTopワーホリネット | ワーキングホリデーとは
201204034390

日本の子ども達へ送る、サンドアートプロジェクト

日本の子ども達へ送る、サンドアートプロジェクト
サンドアートを囲んでみんなで手をつなぎました
 先週末デイライトセービングも終わり、いよいよ冬の始まりのニュージーランド。気温も少しずつ下がってきました。今年の夏は天気がよい日が少なく、冷夏と雨が多かったので、ローカルの人たちも口々に、今年はまだ夏を楽しんでいないのにもう終わってしまう・・と言っています。何はともあれ、日本では暦の上での4月は春ですが、南半球のニュージーランド冬なのです。
前置きが長くなりましたが、今回はクライストチャーチのニューブライトンビーチというところで行われた、日本の被災した子ども達へ送るサンドアートプロジェクトに参加した時のことをお伝えいたします。

日本の子ども達へ送る、サンドアートプロジェクト
バラの花びらもステキに演出していました
クライストチャーチも日本と同じ被災地、そんなクライストチャーチから日本の子ども達に少しでも笑顔を届けようということで始まったこのプロジェクトは、ニューブライトンビーチにステキなサンドアートを書くサンドマンとタッグを組んでそのサンドアートを囲んで手をつなごうというものです。これが大成功でした。
3月6日、その日はサンドマン・ピーターが絵を描き始めたのは9時半頃。その絵を描いているのと同時進行で、その隣では子ども達が様々な思いを込めて砂山を作ります。そして、サンドマンは、現地では有名なサンドダンスを踊りながら描きます。サンドマンは、干潮になる直前から2〜3時間かけて描きますが、その絵はさらに完成から2〜3時間後にはすべてが波で消されてしまいます。それでもピーターはアート魂をこめて真剣にサンドアートを描き続けます。そして、このプロジェクトに賛同したピーターの友人からの数百ものバラの花のプレゼントがあり、そのサンドアートにちりばめられました。

日本の子ども達へ送る、サンドアートプロジェクト
東北・南三陸という言葉も
入れられました
さて、絵が完成したらそこにいたみんながそのサンドアートの周りを囲み手をつなぎます。そして、最後にそれぞれの思いを込めてみんなでバラの花びらを空へ向かって投げました。
ちなみに、この模様は、3月25日に行われた南三陸のイベントにてビデオ上映され、「サンドマンがかっこいい」、「クライストチャーチに行ってみたい」という感想を子ども達からもらいました。

クライストチャーチの人たちが力をあわせて思いを込めたこのプロジェクト、もっとたくさんの方に見てもらえると嬉しいです。
http://www.youtube.com/watch?v=6Bvjle_saVA

2012年04月03日(火) written by lovey from (ニュージーランド)
Comment(0)


ニュージーランド関連の記事

この記事へのご感想は以下のフォームからどうぞ

お名前 [必須入力]
コメント [必須入力]
5000文字まで。(コメントにリンクは書き込めません。)
※記事の内容に沿わないコメントはお控えください。
※質問やお問い合わせはお控えください。