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BC州の教員ユニオンがストライキ! 〜 カナダワーキングホリデー

BC州の教員ユニオンがストライキ! 〜 カナダワーキングホリデー 1 ワーキングホリデー通信
今回の教員達による「3日間ストライキ」は
連日メディアで大きく報道されました。
 先日の日曜日でカナダは夏時間になりました。夏時間になった途端、翌日深夜から朝まで強い強風が吹き、明け方まで停電となった我が家。この強風は日本でいう「春一番」なのでしょうか?
 さて、先週月曜日から水曜日までの三日間、BC州全ての公立学校が臨時休校となりました。理由はBC州教員ユニオンによるストライキ。教員ユニオンは今回のストライキで『教員の待遇と学校環境の改善』を政府に求めており、実質的には去年9月からこのストライキは始まりました。ですが、スト突入後は教員が「放課後のクラブ活動に参加しない」「通知表を出さない」といった事以外は、学校での授業は通常通り行われていました。しかし年が明け、3月に入っても教員ユニオンと政府の双方に歩み寄りが見られなかったため、ユニオン側の強硬手段となる今回の「3日間の完全ストライキ」に繋がりました。

 この「3日間ストライキ」で一番困ったのが13歳未満の就学児童を持つ家庭です。祖父母が近くに住んでいる、母親、もしくは父親が常に家にいて仕事をしている家庭はまだ良かったのですが、祖父母が近くにおらず、夫婦が外で共働きしている家庭は奔走させられる形になりました。というのも、カナダでは13歳未満の子供を家で一人(もしくは彼らだけ)で留守番をさせる事が法律で禁じられているからです。たった三日間の為の託児所を見つける事は非常に困難で、夫婦の内のどちらかが仕事を休まなければならなくなりました。ユニオン側は今回の3日間ストに関して「迷惑をかけるが理解して欲しい」と保護者側に頼んではいましたが、保護者の中には前述の理由で怒り・不満の声を上げる人達もいたようです。

 そして気になる生徒達の反応ですが、急に出来た3日間のお休みに喜ぶ生徒もいれば、学校が休みになってしまってガッカリする生徒もいたようです。そしてこの辺が「カナダ的だな」と思ったのが、教員ストをサポートする旨を表明した生徒たちによる「教員サポート運動」が始まった事。子供達がプラカードを持って学校の前に立ったり、ダウンタウン・バンクーバーでは生徒達による大規模なサポート集会が開かれ、政府に対し「歩み寄り」を訴えていました。

 日本では学校教員がストライキを起こすなんて信じられない事と思います。しかしカナダBC州では公務員によるストライキが認められていて、教員もストライキを起こす事が出来ます。私が始めてカナダに来た11年前の夏には公共交通機関であるトランスリンク社の社員がストをし、メトロバンクーバー全体の公共交通がストップする事態に遭遇しました。そしてカナダ生活8年の間には7年前にもあった教員スト、そして医療従事者スト、4年ほど前にあったバンクーバー市職員スト、つい最近あった郵便局員スト、そして今回の教員ストで「カナダは本当にストライキ社会なんだな・・・」と実感した今日この頃です。
 
 今回の教員ストライキはまだ政府との話し合いが続いています。大事になっている事もあり、動向が気になるところです。
2012年03月13日(火) written by Saori from (カナダ)
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