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デンマークのクリスマスメニュー

デンマークのクリスマスメニュー
アヒルの丸焼きと赤キャベツ、ボンカトフラ添え。
Photo from Alletiders Kogebog
今年もあっという間に残すところ数日となってしまいました。年々忙しさに追われて年月が経つのが早いように感じます。
日本のお正月に向けて家を飾り付けるのと同様に、デンマークでも12月に入れば家中にクリスマスデコレーションが増えていき、クリスマス度数も上がるにつれてテンションもあがっていくのですが、今年はあまりに時間がなくて未だ飾り付けができていないという…
今年はいつにも増してクリスマス度数は低い年になりそうです。
今年のクリスマス&年末年始は残念ながら土日とがっつり被ってしまっているので、ギリギリまで仕事という人も少なくないようです。かくいう私も23日まで仕事で、あとは年末年始の土日以外休みはなし。仕事始めは2日からという地獄のようなスケジュールで、クリスマスはともかくお正月ぐらいはゆっくり休みたかったのですが…。

一般的なデンマーク人家庭は、大体23日頃から家族で集まり出して、本番の24日の夜を誰の家で祝うかを毎年交代で決め、25日はクリスマスランチ、26日は日本の元旦のような雰囲気でボケーっと過ごす…というような感じのようです。

24日の夜は、各家庭によっても違いはあると思いますが、アヒル(鴨)がよく食べられます。昔は七面鳥を食べる習慣があったらしいのですが、手に入りやすさから現在ではアヒルがとって変わったようです。
他にはおなじみの豚の背肉をカリカリに焼いたフレスケスタイに赤キャベツを添えて、新ジャガイモをカラメルで絡めたボンカトフラで食べるのが定番料理。このボンカトフラ、じゃがいもかサツマイモかの違いなだけで、なんとなく日本の大学イモを思わせる懐かしい味で私は好きです。

25日のクリスマスランチは、オープンサンドイッチのスモーブローパーティーになることがよくあります。
そしてここでの主役は肉ではなく、たっぷりの魚が主役。特にニシンとサーモンが必ずと言っていいほど出てきます。
各自好きな具を載せて手巻き寿司の要領で自由にスモーブローを食べるのですが、具の載せ方、組み合わせ方にデンマーク人の暗黙の了解があるようですが、これは日本の手巻き寿司でも同じですよね。

クリスマス期間は食べ続けの飲み続けなので、この時期はうっかり体重も増えがちですが、せっかくのデンマークでのクリスマスなんで思いっきり今しか食べられないスペシャルメニューを存分に楽しみましょう!

God Jul!

2011年12月23日(金) written by 重千代 from (デンマーク)
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