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デンマークでオーガニック生活

デンマークでオーガニック生活
国認定のオーガニックマーク
環境に優しい有機製品、エコロジーに力を入れている国でよく挙げられるのがドイツですが、隣国デンマークも負けてはいません。
デンマーク語で有機、オーガニックはオコロギスクと言います。
オコロギスク製品は化粧品、食品だけに限らず、衣料品や日用品など様々な形で生産されていて、日本の品揃えとは比べ物にならないぐらい様々なものがデンマークではオコロギスクバージョンで存在しています。そして値段も、日本の有機製品のものと比べてお手頃な価格なのも嬉しいところ。
全ての製品には政府認定の赤いオコロギスク王冠マークがついていますので、識別も簡単です。

少し前までオコロギスク製品と言えば、Irmaやオコロギスク専用スーパー、マガジンやイルムなどでしか買えなかった『高級品』だったのですが、最近では普通のスーパーでもオコロギスク製品の取り扱いが増えてきて、普通の製品との値段の差も縮まり、だいぶ手が届きやすいものになりました。
今やデンマーク国内では、オコロギスク製品は高所得世帯だけのものから、単なる流行では終わらず、だんだんと一般市民の生活に密着したものになってきており、特別なものではなくなってきました。その影響からか、デンマーク人は環境についての関心も高い人が多いように感じます。

オコロギスク製品に関心を持つのは、子供が生まれたのがきっかけ、という話をちらほら聞きます。子供には安全で質の良いものを使いたい、食べさせてあげたいということから、オコロギスク製品への第一歩はベビー用品や食品から入るケースが多いようです。

オコロギスク食品は無農薬で環境に考慮して作られていて、オコロギスク野菜は、普通に作られた野菜と比べて水分量が少ないながらも栄養価は高く、味が濃い、と言われています。見た目より質を重視しているので、オコロギスクの野菜、果物は見た目がいびつで比較的早く痛んでしまう(=保存料などを使っていない)というのが一番わかりやすい一般の食品との違いでしょう。
日本でも良く知られているように肉類や卵もオコロギスクなものがたくさんありますし、ミルクやチーズ、お菓子やビールなど、ありとあらゆる食品がオコロギスク製品として売られています。

私もデンマークに来てから有機製品に興味を持つようになったのですが、全てをオコロギスクに変えるのはさすがにまだできていません。でも例えば私は生で食べる野菜や果物、お茶とコーヒー、化粧品と洗剤系はオコロギスクを買うように心がけています。一旦オコロギスクにこだわりだすと、あれもこれもとどんどん変えていきたくなるのでお金がすごくかかるのが欠点なのですが…。

あなたもデンマークで健康的なオコロギスク生活、初めてみませんか?

2011年11月25日(金) written by 重千代 from (デンマーク)
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