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亡くなった後は自然へ……? 〜 アイルランドワーキングホリデー

亡くなった後は自然へ……?   〜 アイルランドワーキングホリデー 1 ワーキングホリデー通信
墓標の代わりに
木を植えてください……?
 お盆前だから――というわけではないのですが、今回はお墓のお話です。 
 日本でも最近、藤やダンボールでできた棺など、お葬式にはできるだけ地球にやさしい素材を使う“エコなお葬式”みたいな言葉を聞くようになりましたが、アイルランドでも、自然にやさしい<ナチュラル墓地>が、アイルランド南東部の州ウェックスフォード(Co.Wexfod)に昨年10月にオープンしました。
 この墓地では、大理石といった石で作った墓標の代わりに、地元から切り出された石や木を使い、棺もメタルやニス塗り、黄銅など地中で分解されないものは一切使わず、竹や水草といった自然素材でできた“エコ棺”を使うのだとか。
 このナチュラル墓地を管理する会社によれば、昨今の環境意識の高まりもあり、豪華なお葬式よりも静かに自然に戻り、自然の中で眠りたい……と願う人々が増 えてきているからなのだとか。アイルランドのみならず、海外からもこの墓地に関する問い合わせが届いていたそう。

 日本のお墓はどうしても怖いイメージが先行しがち(この時期だと肝試しのチェックポイントとかになったり…)ですし、アイルランドのお墓もどこはかとなく寂しい雰囲気を醸し出し、長居したいとあまり思えなかったりします。
 でもこういった自然いっぱいの墓地であれば、万が一故人にばったり出くわしても(?)、楽しく井戸端会話ができそうだなあ、などと色々な想像をしてしまいました。

 ところで、このナチュラル墓地のニュースを聞いて思い出すのが、私の義理の祖母の眠る墓地のことです。数年前に亡くなった夫の祖母ですが、一昨年初めてドイツで眠る彼女のお墓参りへ行った時、あまりの自然いっぱいさに驚き!広大な敷地のほとんどが緑の草地と森林になっており、お墓は探さないと見つけられないぐらい。広く整備された道をたたたっとリスが横切ったり、ベンチがと ころどころに置いてあって、人々が散歩をしていたりベンチで休憩していたり――と何だかピクニックもできてしまいそうな空間だったのです。
 こういうところで眠れたら良いなあ、と思いつつドイツを後にしたのを覚えています。

 いまや世界規模で、お葬式やお墓事情がますます自然回帰な方向へ進んでいるのかもしれませんね。

2011年08月12日(金) written by Uisce 『エール備忘録』 from (アイルランド)
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