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地震の被害地を有効に使用したGAP FILLERとは?

地震の被害地を有効に使用したGAP FILLERとは?
おしゃれなGap Fillerロゴ
 地震後の復興がどんどん進んでいるクライストチャーチですが、その傍らで心温まる小さな催し物を企画している団体があります。「the Gap Filler Charitable Trust」と言って、クライストチャーチに起こった大地震で更地になった土地を有効利用していこうという試みです。地震によって被害にあったクライストチャーチをより興味深く、ダイナミックに、そして明るく強いものにしていこうという目的があります。今回は、一番最近の「The Gap Filler」のご報告です。
地震の被害地を有効に使用したGAP FILLERとは?
こういう空き地を利用して
Gap Fillerが行われます
2月のクライストチャーチ地震が日本ではあまりにも衝撃的に映ったかと思いますが、もともと起こった地震は9月。さらに12月、そして2月と実際には3回目の地震によって大被害が出てしまったものだと言えます。これだけの余震と被害が続くとクライストチャーチの人たちも心沈んでしまいそうですが、そこは仲間意識とボランティア精神旺盛な人たちによって、たくさんのイベントが行われています。このGap Fillerもボランティア団体が企画しており、空き地を利用してはコンサートやフリーマーケット、アクロバットショーや写真展などとても興味深いものです。
地震の被害地を有効に使用したGAP FILLERとは?
本棚は冷蔵庫
私が今回行ったのは、本のエクスチェンジ。空き地に大型冷蔵庫(もちろん電源は切ってます)が置かれていて、自分のうちから本を持ってくるとそこにある本とエクスチェンジして自由に持って帰っていいです。もしくは、エクスチェンジができなければ読み終わったら返すと大丈夫です。特に管理人もなく、朝でも夜でもいつでもどうぞと書いてありました。もう始まって1週間以上になりますが、特に何のいたずらなどもなく、おしゃれにきれいに並んでいました。私がいつも感心するのは、このみんなで守っていこう、きれいにしていこうという意識が高いことです。とても見習うべきだと思います。
地震の被害地を有効に使用したGAP FILLERとは?
被害を受けたおうちの壁に絆創膏。
この茶目っ気が好きです。
ちなみに、この空き地は市管轄も場所と言うよりは個人の所有のものが多く、所有者とこの団体との間でイベント内容が決まるそうです。
この心温まるイベント、ぜひこれからももっとたくさんやって欲しいものです。
2011年07月26日(火) written by lovey from (ニュージーランド)
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