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バンクーバー暴動 〜 カナダワーキングホリデー

バンクーバー暴動 〜 カナダワーキングホリデー 1 ワーキングホリデー通信
警官隊に押しやられる暴徒達
 先週の水曜日、6月15日に北米アイスホッケー・リーグの最高峰『スタンレーカップ』のファイナル決勝戦がバンクーバーで行われました。なんと地元チームのカナックスが17年振りにファイナルまで進み「本日勝ったチームが優勝杯を手にする」という、とても大事なゲームが行われたのです。BC州はおろか、北米全土が注目した今回のファイナル決勝戦ではありましたが、カナックスはアメリカ・ボストンのチームに破れ、悲願を達成する事が出来ませんでした。
バンクーバー暴動 〜 カナダワーキングホリデー 2 ワーキングホリデー通信
暴動は夜遅くまで続きました
通常の試合であれば、カナックスが敗れたとしても、ファン達は大人しく岐路に着きます。しかし本日は17年振り決勝進出、そして優勝をかけた特別な試合だったため、一部の愚かな人々が会場近くで鬱憤晴らしの破壊行為を始めたのです。これがバンクーバーの長い夜の始まりでした。
最初は酔っ払ったチンピラ達が暴れていたのですが、それを見ていた野次馬達(主に10〜20代の若者達)が面白半分でそれに加担し始め、最終的には何百〜千人単位という数になるまでに暴徒の数が膨れ上がりました。

暴徒達は路駐している車やパトカーを次々に襲い、それを押し倒したり火を放つなどの暴挙に走りました。更には止めようとする人達に襲いかかったり、挙句の果てにはデパートや家電店まで襲撃し、強奪を開始したのです。これらが全てTVニュースで数時間に渡って生中継されていたのですが、思わず目を覆いたくなるような光景でした。あの美しいバンクーバーが無残な姿になって行くのを見るのは耐え難く、途中でTVを消したほどです。バンクーバー警察&周辺都市の警官が総動員で暴徒制圧に出ましたが、強気の暴徒達は警官にまで喧嘩を売る始末。警察の方々や、店舗オーナーの方々にとって、とても長い夜となった事でしょう・・・。
そんな愚かな暴徒達によって破壊されたダウンタウン・バンクーバーでしたが、翌朝には、昨晩の暴徒達とは正反対の人達で街が溢れかえっていました。

バンクーバー暴動 〜 カナダワーキングホリデー 3 ワーキングホリデー通信
朝早くから暴動後の清掃を
して下さったボランティアの方々
Facebookによるボランティアの呼びかけ、そして自主的に集まった「清掃ボランティア」の方達です。
彼らはゴミ袋とホウキを片手に、道路や歩道に散らばったゴミやガラスの破片を綺麗に掃除して下さいました。

「“本当のホッケーファン”は、応援こそすれど、暴動など起こさない」「バンクーバーを愛する人間は、暴動など起こさない」とこちらの方々は口々に言います。私も本当にそうだと思います。そしてこの清掃ボランティアを買って出て下さった方達こそ「真のホッケーファン」「真にバンクーバーを愛する人々」なのだと思いました。

バンクーバー暴動 〜 カナダワーキングホリデー 4 ワーキングホリデー通信
破壊されたデパートの窓ガラスカバーには
暴動を非難する人々のメッセージが。
暴徒達のその後ですが、暴動時に100人以上が逮捕され、暴動直後に運転再開したスカイトレイン内にて持ち物検査が実施され、強奪品を持っていた者達はその場で逮捕されました。そしてFacebook上でも暴徒に加担した者達の情報を乗せるコミュニティーが出来、次々と身元が判明。随時、警察に逮捕されています。
政治的理由もなく、ただ「ホッケーに負けただけ」で暴動を起こした愚かな暴徒達。「美しいオリンピック・シティ」であったバンクーバーを、一夜にして悪名高い「暴徒の街」として世界中に報道させたツケを、何としてでも彼らに払わせたいものです。

2011年06月21日(火) written by Saori from (カナダ)
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