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観光王国アイルランドの立場がますます怪しく? 〜 アイルランドワーキングホリデー

観光王国アイルランドの立場がますます怪しく? 〜 アイルランドワーキングホリデー 1 ワーキングホリデー通信
美しい自然もそうですが、やはり人々の暖かい
ホスピタリティーなども、大きなアイルランドの
“武器”となるのではないでしょうか。
 季節も良くなっていくと、すでに人々の頭の中は夏のホリデーのことでいっぱいになっているような気がします。私の周りでもすでに「この夏の休暇はどちらへ?」なんて会話がちらほらと出始めました。全体的な印象ではやっぱりスペインとかイタリアといった南欧人気っぽいのですが、私は暑いのが苦手なので、真夏にそんな太陽が燦々としすぎるところへ行くと、あっという間に日干しになりそうです。
 私の友人の1人が、去年の夏にスウェーデンを旅したそうなのですが、それを周りの人間にいうと
「スウェーデン?何しに行くの?」と尋ねられそうです。“夏のホリデー=常夏の太陽の国”の図式がこちらの人たちにはひょっとしたらあるのかもしれません。
 
 先日、たまたまそんな夏の休暇事情を反映したようなサーベイもニュースで目にしました。30,000人を無作為に抽出したアンケートで、「この夏どこへ休暇へでかけますか?」という質問に対して、イタリアだとかスペイン、フランス、米国、オーストラリアなんて名前は挙がっていたのですが、アイルランドに今年観光に来たいという人はそれらの国に比べれば少なかったそう。
 
 そういえば、数年前にあるこんな経験をしたのを思い出しました。日本への帰省からアイルランドに戻る際、機内で同郷の女性の方と席が隣同士になったことがありました。その女性も旅好きな方で、娘さんと一緒にイタリアへ行かれるところだということだったのですが、私がアイルランドに在住しているという話になった時、こう 聞かれました。
 「アイルランド?アイルランドって……何があるの?」

 『何もないのが魅力です』と、説得力あるようなないような説明しかできない私だったのですが、ロンドンやらイタリア、スペインといった派手(?)な国々に比べると、“アイリッシュ音楽”“ダンス”“英 語・アイルランド語”“文化”などなど、アイルランドの何かに興味を持っているわけではない人たちは特に「わざわざ遠くの島へ行って、そこで何するの?」と思ってしまいがちなようです。

 それでは他の国の人たちはどうなのでしょう?私の身近にいる欧州大陸在住の人々に聞いてみました。

 「アイルランド?あーよくTVで宣伝してるよねえ〜。去年の夏行ったよ!ゴールウェイ!」(スイス人Aさん)
 
 「アイルランドにはいつも年に数回行ってたよ。息子がアイルランドで働いていたからね!でも景気が悪くなって、ドイツへ戻ってきたからそれからは全然アイ ルランドに行ってないかも。息子の同僚たちも皆自分たちの国に帰ったから、その分親やきょうだい、友達がアイルランドを訪ねなくなったっていうのも、観光客数減少の一つかもね。」(ドイツ人Uさん)

 「え〜、アイルランド?アイルランドって天気悪くて雨ばっかりなんでしょ。私暑い国がいいなあ」(ブラジル人Jさん)

――意外に一度は行ったことがあるという人が(私の周辺だけの話で恐縮ですが)多かったです。フランスやドイツでは、アイルランド観光局のCMもTVで良くやっているという情報もありました。観光局もがんばっているのですね。
 バブルの時代に比べたら、今はホテルも外食もやや良心的な値段になってきていると思うのですが、何か目玉になる、アイルランドでしかできない見られないというものが必要になってきているのかもしれません。それが何かを探るのがまた大変そうですが――。

2011年05月20日(金) written by Uisce 『エール備忘録』 from (アイルランド)
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