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遠足シーズン

遠足シーズン
青空と新緑の美しいコントラスト
ドイツでも学校行事として、5月頃に遠足が小学校や幼稚園で行われます。
持ち物リストもあり、携帯電話やiPodのような電化製品は持参禁止となっていますが、日本と違うのは個人の自由が尊重されているのか、旅行バックでも、大きさやこのタイプは禁止とかいう規制は全くなく、自由になんでも持って行けます。学校によって多少違いはあると思いますが、息子の小学校では旅行当日集合場所に行くと、子供全員がキャビンサイズですがなんとスーツケースを持参しているではありませんか!私たちの感覚だと、野外活動にはリュックサックやスポーツバックのようなイメージしか浮かばず、荷物もリュックに入るくらいに無理矢理コンパクトに用意してみたのですが。いつも一緒に寝ているぬいぐるみ!というのも持ち物リスト(しかも忘れてはならない重要な持ちもの)に入っていたので、確かに荷物が多くなるわけだなあ、とも思いました。
遠足シーズン
木のトンネルの下でちょっと休憩
さて、ベルリンの小学校の野外活動は、ベルリンから近くには山がないので、山に行くというよりは、湖やオーストゼーと呼ばれるベルリンから一番近い海岸に旅行に行くことがほとんどのようです。しかも短くて2泊3日、通常は4泊5日間ほど。
ここドイツでも旅行を通じて自然散策や仲間との協調性、自主自立性を学ぶことがメインで、そして今回の旅行のテーマは『ハーブ』でした。宿泊施設内で栽培しているハーブを摘み取ってきて、子供たちにハーブについて詳しく説明してくれるインストラクターと一緒にハーブを摘み取り、ナイフで細かく切ってバターを混ぜ、ハーブバターを作ったり。朝食には摘みたての山いちごのジュースや無添加小麦粉で作ったおいしい手作りパンが並んだといいます。都会暮らしでもおいしいものはなんでも手に入りますが、新鮮な空気の中でいただいた食事は特においしかったとグルメな息子が教えてくれました。どこの子供たちにも校外活動といった旅行は必要なのだと改めて感じました。

また娘の幼稚園では、毎年バスを貸し切り、ベルリン郊外の植物園や農家に行って乗馬をしたり、一日中自然の中を散策する遠足が毎年5月に行われます。準備は雨具や帽子、着替えをリュックに詰めるだけで、お弁当は持参しなくてもよいので、ママはラクチンです。午前中のスナックと飲み物、そしてお昼のサンドイッチもすべて保育所の給食係の方たちが用意してくれます。お土産として、子供たちが農家とれたての新鮮な卵を持ち帰ってくることもあります。

2011年05月10日(火) written by まっちょ from (ドイツ)
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