東日本復興を願って　桜フェスティバル | デンマーク

数年前のランゲリニエ公園の桜

コペンハーゲンの人魚姫像があるランゲリニエ公園で、春恒例の桜フェスティバルが今年も開催されます。
桜フェスティバルは、デンマーク日本人会および大使館関係者から成る桜祭り委員会が主催するもので、今年で４回目になります。
ランゲリニエ公園には日本から寄付された桜が立ち並び、まだ樹齢は若いものの、ピーク時にはピンクの花が満開になって日本を思い出させてくれます。

今回は東日本大震災が起こったこともあり、自粛するべきではないかという意見もあったこの桜フェスティバルですが、復興への願いも込めて、会場での寄付活動や、古本や小物の売り上げは全て日本赤十字に寄付するということで開催されることが決まりました。
個人的には何でもかんでも自粛してしまうのはどうなのかな、こういう時期だからこそ、日本をもっとアピールしてもいいのではないかと思っていたので、今回の開催を決めた実行委員会の方々には感謝しています。

日程は５月７日（土）と８日（日）の二日間で、１０時半から夕方４時まで、和太鼓や日本舞踊のパフォーマンス、空手や合気道（デンマーク人が見せるものもあります）書道に茶道や生け花、その他にもなぜか忍術（！）やコスプレのショーまで行われ、さらにマンガブースなども置かれるなど、在住日本人だけではなく、日本の文化に興味があるデンマーク人や他外国人が例年たくさん集まります。

私は今年のお目当ては、何を隠そう餅つき！です。つきたてほやほやのお餅がデンマークで食べられるなんてそうそうあるチャンスではありません。今からとても楽しみです！

５月７日、８日まで桜がもっているかどうかはわかりませんが、せめてお天気になることを祈るばかりです。

桜フェスティバル公式サイト（英語のみ）
http://www.sakurafestival.dk/index

デンマーク日本人会ホームページ
（トップに日本語で桜フェスティバルについて書かれています）
http://www.jdnet.dk/jdnet/