韓国から見た日本の地震 | 韓国

韓国での地震の新聞。 『日本沈没』と言う言葉が目立ちます。

　２０１１年３月１１日、東北・関東地方を襲った『東北地方太平洋沖地震 （東北関東大震災）』に関わる全ての方々へ、心よりお見舞い申し上げます。被災地の一日も早い復興と日本経済の回復を心より祈っております。
東北地方太平洋沖地震が起こってから、二週間ちょっと経ちましたが、日本は落ち着いてきたのでしょうか…

韓国での地震のニュース。

今回の地震は、韓国のメディアでも、トップニュースとして取り上げられ、生放送での募金活動や、ボランティア等、とても積極的に感じられました。
また、地震、津波、そして、放射能と、大惨事が起きた後でも、日本人の冷静な判断で、列を作り配給を待っていたりする姿には、韓国だけでなく色んな国で賞賛されていると聞き、自分が日本人であると、久しぶりに実感し、日本人であることを誇りに思えました。

韓国での地震のニュース。 阪神大震災の180倍と報道。

私の個人的な意見ですが、韓国は、自国愛が強い国民性なので、日本の地震について、(ちゃんと)報道してくれるのかなと不安感がありました。しかし、少し情報は遅いですが、日本にいるのと同じように、ニュースをしてくれたり、また、外食をすると、店員さんが、私が日本人だと気付くと、『今回、残念でしたね。でも、日本は大丈夫！強い国だし、私達も助けるから』と言ってくれました。私もその時は、日本の事が頭にいっぱいで、何も手につかない状態でしたが、色んな人から、素敵な言葉を貰い、本当に韓国は、日本のライバルでもあるけれど、情が厚い国だなと、再確認しました。
その分、日本が救援物資の投入が遅いと、『飛行機で運動場に落としたらいいのに…』『原子力発電所については、日本は対応が遅い！なぜ、海外の専門家のアドヴァイスを拒ばんでたの。』等、厳しい言葉も頂きましたが、それも日本を心配してくれての事。とても、韓国の皆に感謝したいです。

PRAY FOR JAPAN!　PRAY FROM KOREA!

今回地震による原発問題の影響で、韓国に一番影響したのは、『昆布』ではないでしょうか。
不思議な現象ですが、中国ではこれから『塩』が高くなると報道されました。というのも、『塩』が放射能を乗り除いてくれ、また、海が放射能で汚染されてしまうので、これから高くなるのでは？と言う事で、中国では、『塩』が売り切れだそうです。
韓国では、『昆布』は、産後にも『わかめスープ』と一緒に食べられる位、身体を清める効果があると認識されています。また、ニュースで、放射能を取り除くヨードがたくさん含まれている事から、韓国では、『昆布』がバカ売れしていると言う事です。
私も、阪神淡路大震災を経験した１人です。
これから、復興まで、多大な時間がかかりると思います。
韓国にいる私にとって出来る事は、募金する事、そして、韓国の皆さんに地震の恐さを伝え、備えの大切さを話す事位しか出来ません。
それでも、いつもどこにいても、日本人として、日本の事を想ってます。