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ドイツで今話題のニュース 超恥ずかしい国防大臣の博士論文盗作 〜 ドイツワーホリ

 先日、ドイツ国防大臣ツーグーテンベルク氏のバイロイト大学での法学博士論文が政治学者や新聞の論説記事などからの盗作であることが発覚しました。 参照したという指示がなく、文章は一節を長々と引用しているので、盗作ということになります。彼はドイツでいういわゆる貴族の家柄であり、知的で今大変人気の高い若い政治家。今一番ホットな政治家として、数ヶ月前はドイツでいう有名週刊誌シュピーゲルやシュターンなどで彼の顔の表紙と特集記事になったほどだから、ドイツ全国民を騒がせています。最近では国防省の訓練生による事故問題への対処の仕方が不手際だったといわれ、アフガニスタン駐留についてのニュースでおなじみの彼の名前は、先週から毎日、論文盗作に関する話題のみとなってしまったのです。
先週見た討論番組では、もちろん彼の盗作話題についての討論で、論文盗作した大臣がいる国がいったいどこにあるものか?というその通りとも言える大変辛口の視聴者からの意見も出ていました。そして発覚後一週間ほどで、大学側から博士号が剥奪が発表されました。

さて、ドイツではそのDr.称号というのは、日本では教授や医師のみであることが多いのと違って、会社の経営者や政治家にも多く見られるのですが、ドイツに滞在していて名前の前にDr.とついている名前を見たことがある人も多いと思います。いわゆる名前を名乗る時は、博士号を持っている人はこのDr.をつけるのが通常であり、ステイタスと信頼の代名詞として多方面で活躍するのです。

なお、彼にはゴーストライターがいる可能性もあるとも言われていますが、ジャーナリストたちが調査をしているという話もあるから、まだまだ事実が明らかになる可能性もあり。大学側はゴーストライターを探し出すなどといった事実を追求する詳しい調査はしないといいます。

発覚以降は辞任を迫られていましたが、辞任しなくてもよいのでは、と考えるドイツ国民は75パーセントにものぼり、驚かされました。しかし、ついに3月1日辞任。ここドイツでも責任をとって辞任するのが政治家としてのあり方のようです。まずはそうしておくことで、今後の政治家としての新しいキャリアが開けるといわれています。
2011年03月01日(火) written by まっちょ from (ドイツ)
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