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フランス年金改革騒動 〜 フランスワーキングホリデー

フランス年金改革騒動 〜 フランスワーキングホリデー 1 ワーキングホリデー通信
石油関連ストライキに伴い、
ガソリン供給不安から入手困難に
なっているとききましたが・・・
フランスの年金改革にまつわる騒動は日本のテレビや新聞などの報道でも取り上げられてご存知の方もいると思います。定年退職年齢と年金受給年齢の引き上げにより、現在抱えている年金制度の大赤字とこれから進む高齢化にる更なる財政負担を少しでも緩和しようというものです。あらゆる手段で少子化対策が功を奏したと引き合いにださえるフランスですが、その出生率も2を少々上回る程度。社会階層は確実に老化に向かっています。
フランス年金改革騒動 〜 フランスワーキングホリデー 2 ワーキングホリデー通信
なるほどガソリンスタンドには
結構な車の列ができています
この法案が議会にかけられ通過するという段になり、おもに公共セクターで大規模なストライキが始まりました。公共交通に混乱が出ているほか、幹線道路の封鎖や通行妨害、そしていま最も深刻なのが製油所のストライキとそれにともなうガソリンなどの燃油の品薄です。ガソリンスタンドでは給油待ち1時間という長蛇の車列ができたり、供給の目処が立たずすでに休業に追い込まれたものもあります。先週末からの秋の学休期もありかなり厳しいです。
フランス年金改革騒動 〜 フランスワーキングホリデー 3 ワーキングホリデー通信
おや、こちらのガソリンスタンドは
ずいぶんとすいています
一連の騒動、当然ありがたいものであるはずも無いのですが、新聞などの伝えるところではフランス国民の過半数が支持とのことです。肉体的、精神的負担の大きい職種では定年の延長は大変厳しいものですし、年を重ねてからの未受給期間は不安なものです。あるいは俗物的本音では悠々自適の年金生活が目減りするというところです。しかし医療費などこれまた深刻な財政問題は単年度で大胆な手を打つことができますが、世代を超えて構築された年金制度はそうはいきません。現行の年金制度はすでに債務超過というか持続不可能な状態にあり、何らかの改革が必要なのは明白です。それでもなお抵抗するのはそれがフランスだからなのか、あるいはサルコジ政権おろしなのか・・・
フランス年金改革騒動 〜 フランスワーキングホリデー 4 ワーキングホリデー通信
残念、すでに在庫は空っぽです
この騒動のなかに高校生がかなりいると言われています。かつては伝聞やビラでしか組織できなかった学生運動も、いまやネットや携帯電話でお気軽ということです。一部では授業をボイコットしてデモに参加しているとか。ラジオで聞いた彼らの言い分としては、「このままでは若年層負担がますます増えて・・・」。しかし受給年齢を遅らせれば負担は減るはずですし、そもそも現役労働世代が年金世代を支える以上は高齢化が本質のはずです。一方、中学校あたりにも何らかの抵抗運動のようなウワサが流れているようですが、幼稚なサボタージュもどきのいたずらの域を出ないようなものです。
2010年10月26日(火) written by ichigo 『フランスで暮らす』 from (フランス)
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