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ペットの病気

ペットの病気
今回の治療の為に用意された「治療セット」
 9月に入った途端、バンクーバーは一気に涼しくなりました。毎年9月〜10月は“インディアン・サマー”という「夏のぶり返し期間」があるのが通常なのですが、今年はそれも怪しい雰囲気です。バンクーバーの夏はもう終わってしまったのでしょうか。
さて、今回私がお話したいのはバンクーバーの天気とは全く関係ない「ペットの病気」の事。バンクーバーはカナダきっての“ペット天国”。「ペットを一切飼っていない」という人を探す方が困難なほど、殆どの人々が犬や猫、その他諸々の動物達と一緒に共同生活をしています。かくいう私も猫二匹(二匹とも♀)と一緒に暮らしています。その内の一匹は私が日本に居た時から飼っていた猫で、カナダに移る時に一緒に連れて来ました。そしてもう一匹はカナダに移った1ヵ月後に、SPCA(動物保護団体)からアダプトしました。二匹と一緒にカナダで暮らすようになって早6年、その間、二匹とも大きな大病を患った事が無かったのですが、つい一ヶ月ほど前、カナダでアダプトした猫が糖尿病を患っている事が判明しました。「『青天の霹靂』とは、まさにこの事だ」と思った私です。

バンクーバーはペット人口が多い分、動物病院の数もかなり多いです。一つの通りを歩けば、必ず一軒は動物病院があると言っても過言ではないかもしれません。ただ、その星の数ほどある動物病院から「信頼の置ける、良い獣医」を見つけるのは至難の業。私の場合、カナダにやって来て初めてかかった動物病院がやたら滅多ら商品を売りつけてくる病院で、獣医も何となく信用行かない感じで、いきなりハズレくじを引いてしまいました。そこへ知人カップルが紹介してくれた獣医にかかるようになったのですが、ここが大当たり!獣医からスタッフまで、本当に動物好きな人達が集まったような病院で、売り付け行為も全く無く、必要な事だけをしてくれるとても良い病院でした。そして今現在も、我家の猫達はここでお世話になっています。

そして今回、血液検査の結果、糖尿病が発覚した我が愛猫。今まで食べていたドライフードから糖尿病用のウェットフードに切り替える事になり、一日の内朝晩の2回、インスリンを投与する事になりました。場合によっては一生インスリンを打つ事になる場合もあるのですが、猫糖尿病は人間や犬のそれとは違い、完治するケースも多々あるため、最初の数ヶ月のみのインスリン投与で済むケースもあるそうです。インスリンは1ボトルに3週間〜1ヶ月分が入って10ドルほどでしょうか(思ったより安くて驚きました)。これで暫くは様子見です。完治してくれるといいのですが・・・。

今回、愛猫が病気になってみて思わず実感したのが「信頼の置けるかかりつけの獣医師がいて良かった」という事。自分のファミリードクターに関してもそうですが「信頼して治療を委ねる事が出来る人」を持つ事は海外生活に於いてとても重要な事なんですね。そんな事に気付かされた、今回の愛猫の病気なのでした・・・。
2010年09月14日(火) written by Saori from (カナダ)
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