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ベルリンの世界遺産

ベルリンの世界遺産
旧博物館の入り口付近
旅行者でにぎわうベルリンミッテの博物館島は、1999年に世界遺産に指定されました。1年間有効の博物館カード(ベルリン市内の指定された博物館に何度でも入館出来て、40ユーロと格安!)を購入してからというもの、博物館島で過ごす時間をほぼ毎週末取るようになり、改めてベルリンの文化遺産のすばらしさを感じています。
1800 年以降の絵画や彫刻がお好みであれば、まずは旧ナショナルギャラリーへどうぞ。印象派を代表するモネやマネ、セザンヌの絵画にも出会えます。ペルガモン博物館、旧国立博物館、新博物館は考古学や歴史好きの方にお勧めです。ペルガモン博物館にはメソポタミア文化やシリア、アナトリアの遺産を中心とするオリエント博物館やイスラム諸国の8世紀から19世紀までの美術品が展示されているイスラム美術館も同じ建物内に入っています。古博物館は、古代ローマの文化遺産品が、新博物館にはなんと氷河期時代の収蔵品やケルト文化、古代ギリシア、古代ローマ、そして古代エジプトのミイラから彫刻品や金の装飾品がこの博物館の目玉になっています。

2009 年10月に新博物館が大変モダンに改築、70年ぶりに再オープンされ、かつてはエジプト博物館に収蔵されていた古代エジプトの美女の一人として有名なネフェルティティの美しい胸像が、この博物館の代表収蔵品として有名で、連日多くの人で賑わっています。9年ほど改修工事されていた彫刻やコインの収蔵品で有名なボーデ博物館も再開館して、ベルリンの博物館島にはやっと博物館島と呼ぶにふさわしい5大博物館が近くに並んでいます。1つの博物館でも一日で見終われるかどうか、というくらいたっぷりの内容ですし、意外に体力も消耗しますから、ベルリンに長く滞在されている方はこのチャンスを逃すことなくすべての博物館をお勧めします。ヘッドホーンで作品や文化遺産品についての解説を聞くことの出来る機械も無料で借りれますし、私たちには大変うれしいことにペルガモン博物館では日本語解説も選ぶことができます。

1年有効の博物館カード(40ユーロ)は、一年の滞在を予定している方、博物館によく行く、または行くであろうと思われる方は最初の入館時の購入が大変お得。これからどんどん寒くなるベルリンの秋、冬の楽しみとして歴史鑑賞?に浸ってみるもよし、ちょっとした空き時間に入場し、自分のお気に入りの絵や彫刻だけを見て過ごすのもよし、広い博物館内の建築も歴史あるものばかり、広い空間でちょっとリラックスしてみましょう。
2010年08月31日(火) written by まっちょ from (ドイツ)
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