PageTopワーホリネット | ワーキングホリデーとは
201007093428

晴れた日には動物園へ!

晴れた日には動物園へ!
大迫力のトラランチタイム
雨が多い春も終わりかけて、デンマークにもようやく本格的な夏が来たようです。
とはいえこちらでは今日晴れていても翌日は肌寒かったり、雨が続いたりでひどい時には7月半ばで夏が終わってしまうこともありますので、みなこのいつまで続くかわからないお天気を精一杯楽しむ必要があります。
先日はフレデリクスベア公園横にある、コペンハーゲン動物園に行ってきました。館内は子供連れの親子でいっぱい!天気がいいと尚更です。

実はこのコペンハーゲン動物園、ヨーロッパで最も古くて歴史的な動物園のひとつだって知っていましたか?元になった動物園はなんと1859年だというから驚きです。

ここでは動物たちをいかに様々な角度から見れるかということに焦点を当て、20年ほど前から現在に至るまで園内の増改築が大幅に行われています。

2008年にはイギリスの著名な建築家でロンドン市庁舎をデザインしたことで有名なノーマン・フォスターとデンマークの建築家たちの手によって、新しく象のエリア(Elefanthuset)が改築されたことでも話題となりました。

今までになかった屋内屋外兼用型の象のエリアで、外は広い水浴び場があり、屋内はガラスドームの曲線美が美しく、たとえ建築に興味がなくてもその計算され尽くした魅せるための空間にはため息が出ることでしょう。

外の水浴び場は、実は動物園横にある公園エリア内からも見れるようにもなっています。ちょっと散歩がてらに行った公園から、気軽に動物が見れる配慮は嬉しいですね。
このElefanthusetの中には様々な象にまつわる展示もあり、デンマークにおける象の歴史もわかるとても興味深いエリアとなっています。ちなみにデンマークに来た初めての象は、タイからデンマーク王室への贈り物だったそうですよ。

晴れた日には動物園へ!
かなり豪華な象の家 Elefanthuset
他にもコペンハーゲン動物園にいるヒョウと虎は、絶滅の危機に瀕しているアムールヒョウとシベリアトラです。オーストラリアのみにしか生息しないタスマニアデビルが、オーストラリア外で見られるのもここコペンハーゲン動物園のみなんだとか。
今年の夏のテーマは肉食獣で、園内では毎日プログラムが組まれ、トラやシロクマなどの餌やりの光景を見ることができます。
狼のエリアではガゼルらしき草食獣が一匹丸ごと置かれていたのには、結構カルチャーショックを感じました。
いろんな人が『ほらあそこに狼が寝てるわよ……ん?もしかしてあれ餌?!』と子供に説明しているうちに狼ではないことに気付いたりしている光景はとても面白かったです(笑)。
愛嬌たっぷりのチンパンジーエリアもとても人気。人間のような仕草で陽気なチンパンジーを間近で見ていると、時間が経つのも忘れてしまいます。

館内にはいろいろ工夫された見せ場があり、広さもあるので半日では全てのエリアを見て回れないほど。日射病に注意して、デンマーク自慢の動物園をたっぷり堪能して下さいね。


コペンハーゲン動物園
http://www.zoo.dk/BesogZoo.aspx
2010年07月09日(金) written by 重千代 from (デンマーク)
Comment(0)


デンマーク関連の記事

この記事へのご感想は以下のフォームからどうぞ

お名前 [必須入力]
コメント [必須入力]
5000文字まで。(コメントにリンクは書き込めません。)
※記事の内容に沿わないコメントはお控えください。
※質問やお問い合わせはお控えください。