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春の気配

春の気配
辺り一面見事な絨毯!!
 今年の冬は、ドイツは極寒で、街の湖が全面凍りつき、スケートが出来る程の寒さでしたが、この時期になると、ようやく待ちに待った春の訪れを感じることが出来ます。
日本でも春を感じる瞬間というのは、たくさんあると思いますが、日本人であればやはり“桜”でしょうか。その季節ごとに咲く花を見ると、四季を感じると共に、癒されるものです。
ドイツでも、北ドイツでは桜が咲くところがあり、桜まつりが開催されるなど、日独友好のイベントとなっているものもあります。
今年は、日独交流150周年だそうで、様々なイベントが開催されるようです。

ドイツでは、地面一面にKrokusbluete(クロッカス)が咲き誇る絶景の場所があります。
ハンブルクから列車で約2時間程、さらに北上した所にあるHusum(フーズム)という街です。
ここのクロッカスの紫色の絨毯は見事で、この時期になると、あちこちから観光客が訪れます。
自然に触れ、このような光景を目にし、正に心が癒される瞬間です!

春の気配
可憐に咲くクロッカスの花
このクロッカスですが、アヤメ科の植物で、寒さに強く、秋口に咲くものと春に咲くものとに分かれるそうです。
色も、白や黄色、紫など何色かあり、秋口に咲くものをサフランと分類しているようです。サフランと言えば、スペインの代表的なお料理“パエリア”などのように、お料理の香料や染料として用いられることは知られていますが、薬や化粧品としても用いられています。
このクロッカスも桜と同様に、咲き誇るのはほんの一瞬ですが、花が咲いた後はまた来年に向けての準備に入り、再び寒い冬を耐えて、また見事な花を咲かせるのです。一見の価値ありですので、この時期に機会があれば是非、お出かけください!

2010年03月23日(火) written by Adler from (ドイツ)
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