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ドイツのテレビ番組

 テレビを見ることも時間が許す限り、ドイツの国営的テレビ局アインツやZDFのニュース、政治系ディベート番組やドキュメンタリー番組以外普段はあまりみることもないのですが、ゴシップ好き系の某テレビ局で、時間帯は9時頃からの番組をかけてみると般市民をターゲットとしている番組がさらに増えていることに気がつきました。ここ近年ヨーロッパでは一般人がある日突然スーパースターになったり、一般人の生活をターゲットにするような番組がはやっている傾向にあります。

以前何度か見たのが、Frauen Tausch/奥さん交換という番組でした。たいていは子供もいるファミリーの母親が他のファミリーの母親と一週間交換して、一つ屋根の下に住むというもの。
言葉はまあ通じるとは言っても、生活の仕方、料理、掃除の仕方などファミリーによって違いがあるので、たいていの旦那や子供はできない新ママにイライラしたり、逆に自分のママより家事の要領がよいので絶賛したり。でも、やっぱり自分のママや奥さんが恋しくなるという設定。
また、交換されたママたちは家庭の暮らしぶり、いわゆる収入やお家の広さも違いがあることがほとんどで、それが原因でさらなるドラマを作り出すというものでした。

ところで、昨日初めて見たレストラン改造計画番組。
いけていないレストランにレストラン経営のプロや某有名料理人が訪問して、料理の試食からメニューの見直しまで徹底してみていく。昨日出演したレストランにはメニューは多すぎる80種、実態は料理学校で学んだ料理人はキッチンで働く3人のうちの一人のみで、
手が回らないので、スープなどの前菜はほとんどカンズメのなかのものを温めるのだけ、化学調味料ばかりを使用したり、という悲惨なもの。
ドイツの人件費は高いので、外食も高くなるというわけなのですが、ここまでひどい飲食経営も他にもあるかも。
一般のドイツ人は食にも味にもあまり執着がない人も多いけれど、さすがにこのレストランのメニューを試食した10人のドイツ人たちは、あまりのまずさに、カンズメの利用も気がついていて、さすがに10点中2点という厳しい点数をつけていました。

そして、もう一つ、おもしろいとおもったのが、実家住まいでママから離れられない息子が独り立ち支援する番組。
これまたママが料理から掃除までするので、実家にずっと住んでしまっている大学生の話。
バイトもせずに大学の勉強も遅れ気味というどうしようもない学生に、精神科の先生兼生活アドバイザーが人間の生活というものを徹底的に指導して行く。まずは、早朝3時から近所のパンやで人生で初めてのバイトを始めるが、仕事ができないので初日でくびになったり。
いつも見るのにはお勧めできる番組ではありませんが、いろいろな人がいるんだなあ、と新発見したり、ドイツ語のスラングを聞いたり、一般の人の生活を知るためにたまに見るにはおもしろいかもしれません。

2010年02月02日(火) written by まっちょ from (ドイツ)
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