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FSK /映画鑑賞の年齢制限の枠 

FSK /映画鑑賞の年齢制限の枠 
5種類のFSKラベル
ドイツで販売またはレンタルされているDVDを見ていてちょっと気がつくことありませんか?2008年12月から改正された法律に従い、DVDの右下に目立つように5種類の色と数字で表示されたラベルがついているのです。
これはその映画を見ることのできる年齢制限のこと。
6ならば6歳以上であればその映画を見ることができるということです。
以前からも表示されてはいたもののDVDの裏面右下に小さく表示されていたので、あまり目立たなかったのです。
それが今では色付きのラベルがカバーの前面右下にわかりやすく大変目立つように張られています。
ドイツアマゾンでDVDを買う場合にも、FSKと表示されたところに6歳以上などの表示が見られます。
0歳(白)は子供のディズニー映画などのアニメやコメディー系など、いわゆる年齢制限のない誰もが見てもよいDVD。
12歳以上は、ドイツでは例えば宮崎駿監督のもののけ姫や風の谷のナウシカなどが。
戦闘シーンがあるからでしょうか?16歳以上から鑑賞してもよい映画は例えばターミネーター、北野武監督シリーズの座頭一やHana-bi、侍系の映画など。
極悪な犯罪や戦争などをテーマにしたものが多く、格闘シーンなどが度々登場する映画がほとんどです。

略してFSKと呼ばれる団体は様々な映画を観て、ドイツにおける青少年保護のため、映画鑑賞の年齢制限を定めるという大変重要なことをしています。
ドイツでも大変悲惨な青少年による犯罪も起こることもあり、映画の映像の影響からだけとはいいがたいのですが、なにがきっかけになるかわからない、どれが正しいのか判断することのできないほどたくさんのものがあふれている現代社会。
青少年保護には、とても重要なFSKなのだといえます。
2010年01月19日(火) written by まっちょ from (ドイツ)
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