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あったかオンドル

あったかオンドル
アパートのオンドルスイッチ
 韓国の冬が厳しいのはみなさんもご存知ではないでしょうか。特に四国出身の私からしたら韓国の冬はとんでもなく寒いです。でもそんな私もこれさえあれば大丈夫。皆さん、ご存知のオンドル(床暖房)です。
日本の暖房と言えば、石油ファンヒーターやエアコンですよね。日本でも北部のほうではオンドルがあるようですが、南部のほうではまだまだ主流ではないのではないでしょうか。最近では南部のほうでも床暖房が少しずつ増えているようではありますが。
ここ、韓国では必要不可欠なオンドル。一般家庭に普通にあります。アパートにも住宅にもビラにも。
昔からある住宅やアパートはメインのオンドルスイッチがあってそれを点けるとすべての部屋が暖かくなるようになっていますが、最近は各部屋にスイッチがあって使用する部屋だけ温かくなるようになったのでとっても便利です。そのほうが経済的にも助かります。
さて、韓国には昔からオンドルがありました。韓国の民俗村に行ったことのある方はご存知だと思いますが、台所のかまどで煮炊きしたときに発生する煙を居住空間の床下に通し、床に敷き詰めている石を暖めることによって部屋全体をも暖める。これが昔の方法です。
では、最近のオンドルはどうなのでしょうか。現在では床にホースを敷き、そこに沸かした水を通すという形です。水を温める方法にも3つほどあります。ガスで沸かす方法、灯油で沸かす方法、練炭を使用し沸かす方法です。主流はガスで沸かす方法ですがまだまだ灯油や練炭を使用しているところも多いのが現状です。

韓国の厳しい冬を越すのに必要不可欠のあったかオンドル。韓国ではオンドルの部屋を提供するホテルもあります。韓国に来てオンドルの部屋に泊まったことのある方も多いのではないでしょうか。空気が乾燥するため加湿器が必要にはなりますが、石油ファンヒーターやエアコンと違い体の中からポカポカしてきます。まだ、オンドルの部屋を体験したことがない方は是非体験してみてくださいね。

2009年12月25日(金) written by kooカナ from (韓国)
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