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船上で過す、年末のひと時

船上で過す、年末のひと時
私が乗船した『M.V. Harbour Princess 号』。
この時、バンクーバーは例年稀に見る寒波に
見舞われていた為、凄い降雪量!
早いもので、もう12月!ついこの間新年を祝ったような気がするのに、時が経つのは本当に早いですね・・・。さて、皆さんは今年のクリスマス・シーズンから大晦日にかけて、既に予定はお決まりですか?もしまだ決まっていないとしたら、今年は“船の上”で過してみては如何でしょう?今回は『船上で過す、年末のひと時』についてお話したいと思います。
『船』と一言で言っても「一体、どんな“船”なのか?」と疑問を持たれると思いますが、今回私がお話しする“船”とは『クルーズ船』の事です。バンクーバーには幾つかのクルーズ会社があり、結婚式や会社のパーティー等の貸切を含めば年間を通して運航されています。夏になるとイングリッシュ・ベイの夕日を見ながらのサンセット・ディナー・クルーズが人気を博し、年末になると電飾で飾られた沢山のキャロル・シップが、ウォーター・フロント〜インディアン・アームの夜の海上に浮かびます。バンクーバーのクルーズ会社の一つ『Harbour Cruises & Events』が、今年もこの『キャロル・シップ・クルーズ』の運航を開始したようです。

船上で過す、年末のひと時
この時に食べた
『ターキー・ディナー』。
普通に美味しかったです。
この『キャロル・シップ・クルーズ』、正式名称は『The Carol Ships 'Parade of Lights' 』でして、その名の通り、電飾で飾られた三隻のクルーズ船が、夜の海上をパレードをするように運行されるんです。そのきらびやかな様子は、ダウンタウンのウォーター・フロントやバラード入り江周辺の場所から見る事が出来ます。
私は去年の誕生日、この『キャロル〜』の“ダンス・パーティ版”『Dance Carol Ship Cruises』を利用し、三隻あるクルーズ船の内の一隻『M.V. Harbour Princess 号』に乗船しました。思っていたよりも大きな船ではありませんでしたが、客同士の席が近い事で、その場の雰囲気が「一緒にクリスマスを祝う」というか「コージー」な感じになっていたと思います。料理はクリスマス・ディナーをバイキング方式で頂くスタイルで、お味は「感動するような美味しさ」ではなく、至って「普通」といった感じでしょうか。その代わり、スタッフの方々のサービスはとても良かったです。おまけにその日は私の誕生日だったという事で、サプライズでスタッフの方達数名がケーキを持って私の席まで来て、バースデー・ソングを歌ってくれました(乗船時に相棒がコッソリとお願いしたようです)。他のお客さん達も一緒になって御祝いの拍手をしてくれて、「嬉し恥ずかし」な気持になったのを良く覚えています。あとはシンガーの人達と乗船客が一緒になってクリスマス・ソングを合唱したり、一階のダンスフロアでダンスをしたりと、とても内容の濃い、楽しい4時間のクルーズでした。

このディナー・クルーズの醍醐味は、何と言っても「食事を楽しみながら“バンクーバー・ダウンタウンのゴージャスな夜景”、そして“バラード入り江周辺にそびえる雄大な山々”を眺める事が出来る」という点にあると思います。私も優雅な気分で食事をしつつ、クルーズ船から夜景を眺めていると、ついつい忙しい日常を忘れてしまいそうになりました。クリスマス・シーズンのデートや、大晦日のお祝いムードには打ってつけの場所だと思うので、興味のある方は利用してみて下さい。私がそうなったように、とても良い「クリスマス・大晦日」の思い出になると思います。

ちなみに、クリスマス24日・25日は運航しておらず、『キャロル〜』の運航は23日までとなるようなので御注意を。服装はビジネス・カジュアルで。船内は割りと冷えるので、出来るだけ暖かくして行って下さいね。


●『Harbour Cruises & Events』
http://www.boatcruises.com/

2009年12月08日(火) written by Saori from (カナダ)
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