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ポエトリーな環境

ドイツという国自体が詩的という意味ではなく、ドイツでは朗読・ポエトリーリーディングが盛んで、そういった会の開催の機会をけっこう見かけるので先進国だなと思います。さすが過去をさかのぼると数々の有名なドイツ文学が生まれたところだけのことはあるなと感じます。

小説などの新作発表の際は書店で著者がサイン会や握手会というよりは、スペースを使ってその作品の朗読会が行われるというふうに、「作品を言葉でしっかり噛みしめ、読み解いていきましょう」という感覚をドイツの人々は多く持っているのかな?という印象を感じました。それは文系志向のオジさまオバさまだけのものという感じではなく、老若男女問わずのように思います。

というのも以前、日本から友達が遊びに来ていたこともあり、共通の友人含めて夜ちょっとクラブではじけようか!という流れになり、スケジュールなどチェックせずとりあえず飛び込みで知ってるクラブに入ってみたのですが、1軒目はフェティッシュ/レズビアン・ナイトでどうも異様?な雰囲気を感じすぐさま撤退。次は大丈夫だろうと馴染みのところに行ったら店員に「今日はポエトリーナイトです」と言われ、店頭で全員で「えー!ポエトリーっ?!」と驚愕。その日はせっかくの日本からの客人だったしパーっといきたい気分だったので3軒目にしてようやく落ち着いたといったことがありました、、(笑)

まさかの真夜中、それも地元ベルリナーの若者が来るようなクラブでポエトリー・リーディングが行われているということに驚きでもあり発見でもありました。
さすがにドイツ語上級者でないと聞き取りが難しいのでしょうが、ワーホリでドイツに滞在してるだけにみなさんドイツ語の響きが好きな方々だと思うので、もし機会があったらちょっと偵察気分ででもその空間に居てみるというのもヒアリングの勉強になって良いかもしれませんね。

2009年11月20日(金) written by mosch from (ドイツ)
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