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韓国が誇る世界遺産スウォン華城

韓国が誇る世界遺産スウォン華城
華西門です
先日、世界遺産のスウォンファソン(水原華城)へ行ってきました。
ここは、ソウルから南に1時間ほど走ったところにある、キョンギド(京義道)の道庁所在地のスウォン(水原)市の中心に建つ城郭です。
ソウルからだと、国鉄ムグンファ号かセマウルに乗れば、30分程度でスウォン駅まで到着します。地下鉄でもいけますが、1時間半ほどかかります。そして、スウォン駅から、バスで10分程度です。タクシーに乗っても、300円もしないくらいです。

韓国が誇る世界遺産スウォン華城
山頂から見た水原行宮とスウォン市
スウォン華城は、李氏朝鮮第22代先祖大王が、1974年(正祖18年)1月に着工し、2年9ヵ月後の1976年(正祖20年)9月に完工した城です。
元々別のところにあった官庁や民家をパルダルサン(八達山)の麓に移転させて構築した、全長5.7Kmの城郭です。1997年にユネスコ世界遺産として登録されました。 見た目は万里の長城を小さくした感じですが、それでも一周歩くと、3時間ほどかかります。ちなみに地元の人は、このスウォン華城を一周することを、日課にしてる人も多いとか。入場料は1000ウォン。市民の方は無料のようです。
この城郭には、朝鮮戦争の際に一部が破壊しながらも、その後復元工事が行われ、現在でも41箇所の建造物が存在してます。
その中でも、八達門(南門)、華西門、長安門、蒼竜門とスウォン市のシンボルでもあるこの四大門が、市の中心に残っています。

そして、夜になるとこの門がライトアップされて幻想的に浮き上がってきます。特に冬になるとこの城郭の麓の緑地帯にイルミネーションが施されて、
とても綺麗な夜景が広がり、極寒の中でもデートしているカップルを見かけます。

韓国が誇る世界遺産スウォン華城
巨大な鐘が打てます。有料ですが
このスウォン華城を見るときは、まずパルダルサン(八達山)の麓にある、パルダルムン(八達門・南門)からスタートします。(スウォン駅から、パルダルムン行きのバスが出てます。)
パルダルムンは、スウォン市の中でも大きな街で横にはスウォン市最大のナンムンシジャン(南門市場)が広がります。
そして、このパルダルムンを背にして、パルダル山を登りますが、この階段が急なこと。パッと見、あまりの急で遥か遠くまで続くこの階段に圧倒され、登るのやめようかなって思ってしまいますが、ここを登らないと始まらないので、我慢です。
そこを登ってしまうと、頂上からの景色は圧巻です。スウォン市が一望でき、遠くにはワールドカップ競技場まで綺麗に見えます。
そして、麓には、スウォンヘングン(水原行宮)もあり、中を見学するのも楽しいですが、上から見おろすヘングンも美しいものでした。
韓国が誇る世界遺産スウォン華城
城壁に沿って歩きます
頂上につくと後は、城壁に沿って歩くのみです。ここからは、下りなので楽です。途中で鐘を打てるところもあったり、大砲や展望台もあります。
そして、さすが世界遺産、城郭のダイナミックさだけではなく、建造物も韓国ならではの、屋根の細部の模様や色付けが鮮やかで、そして巨大門も各門ごとに半月方や、弧を描いたような城郭で囲まれていたり、川の上に構築された水門や庭園はまた違った美しさがあり、このごちゃごちゃとした韓国の街中に
建っているのを忘れてしまいそうなくらい、閑静な印象を残す素敵な場所でした。
ちなみに、歩くのが面倒と言う方には、城郭をぐるっと回る華城列車も走ってるので、それに乗って見学するのも楽しそうです。
2009年07月03日(金) written by SEOYUKI from (韓国)
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