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アイルランドの作家たち 〜 ワーホリ生活 〜

アイルランドの作家たち 〜 ワーホリ生活 〜 1 ワーキングホリデー通信
ダブリンの
グラフトンストリートに佇む、
ジェイムス・ジョイスの像
 アイルランドは北海道ほどの小さい国ながら、文学や音楽といった分野でたくさんの偉大な作家や有名なミュージシャンを輩出してきています。
 アイルランド出身の有名どころミュージシャンと言えば、U2だとかエンヤ(Enya)、ウェストライフ(Westlife)、シネード・オコナー(Sin醇Pad O'Connor)などが私の頭に思い浮かぶのですが、音楽家だけではなく、有名なアイルランド出身の文学作家もかなりたくさんいるのです。
 
 何と言ってもアイルランドからは、過去4人のノーベル文学賞受賞者も出ているほど(北アイルランド出身者含む)。ですから「文学」はアイリッシュにとって、誇りに思う“資産”の一つといっても過言ではありません。
 アイルランドの街、とりわけダブリンの市街地を散策すれば、アイルランドの作家たちに出会うことができます……みなさん銅像になってしまっていますけどね(笑)。街の通りの至る所に、こういった作家たちが佇んでいたり、くつろいだり(?)していたりしています。
 
 数人ちらっとご紹介しましょう。
●ジェイムス・ジョイス(James Joyce)。
 当時のダブリンでの生活の模様が良く分かると言われる『ダブリン市民(Dubliners)』や『ユリシーズ(Ulysses)』が代表作ですが、 特に『ユリシーズ』はその長〜いストーリーから読むのを挫折する人も多いのだとか(苦笑)。しかしストーリーは、なんとダブリンのあるたった“一日”の 出来事を書いたものというのですから、オドロキです。

●オスカー・ワイルド(Oscar Wilde)。
 彼は童話や劇なども書いていますが、子どもの頃に読んだ『幸福の王子』や『わがままな大男』のお話が、とても悲しいエンディングだったのを覚えています。彼の作品全般に言えることなのですが、あまりハッピーエンドがないような気がします。
 
 それは当時付き合っていた自分の恋人を、同じアイルランド作家であり『吸血鬼ドラキュラ』で著名になったブラム・ストーカー(Bram Stoker)に略奪されてしまったり、同性愛者として犯罪者扱いされ、2年間投獄されたり――といった波乱に満ちた生涯が影響しているのかもしれませ ん。そんな彼の生涯は、映画化されたり舞台で演じられたりもしています。
 
 その他、『ガリバー旅行記(Gulliver's Travels)』を書いたジョナサン・スウィフト(Jonathan Swift)や、数年前に映画で人気になった『ナルニア国物語(The Chronicles of Narnia)』の作者、C.Sルイスもアイルランド出身(C.Sルイスは北アイルランド・ベルファスト生まれ)……と探せば本当にたくさんお馴染みの作家がぞろぞろ出てきます。
 
 文学に興味のある方は、是非この機会にアイルランド発の作家や作品に親しんでみてはいかが?
2009年04月24日(金) written by Uisce 『エール備忘録』 from (アイルランド)
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