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ドイツ人の姓

最近私が気になっていることが、ドイツ人の姓。

その意味をふと考えるてみると、おもしろいものがたくさんあります。
とても興味深いのは、ドイツ人の姓は職業名から由来しているものがとても多いということ。ドイツでは昔から特に職業というものが大切にされてきたんだなあ、と改めて実感。例えば、ドイツ語会話CDに登場するような姓名、シュミットさんは鍛冶屋さん。そのほかに多いのは、シュナイダーさんは仕立て屋、ミューラーさんは粉引き屋ということ。ドイツでも大型店が多くなって小さな商店が減少する中でも、パンやさんも、仕立て屋さんもなくてはならないものですし、質の良い鍛冶屋さんが多かったのでしょう、ドイツの包丁やはさみなんかもとても有名ですよね。また、これも結構よく見かける姓名Vonとついているのは、貴族の血統であることです。

動物の名前もあり、Vogel(鳥)、Hahn(おんどり)、Fuchs(きつね)さんもよく見かけます。これらはニックネームだったとも考えられています。面白い名前では、Knoblauchさん(にんにく)とかも見つけました。また、性格を表した名前もたくさんあります。ニックネームだったとも考えられています。例えば、リーバーマン(Liebermann)(やさしい男)やFroehlich(陽気な)なんてとても感じの良い姓もあれば、sauer(怒っている)というような姓もあり。ザウアーさんは逆にあまり怒ることがないかもしれません。強さを表すKraftさん(力)やKuehn(大胆な)さんも発見。面白いのは、auch、も、と言う意味の名字もあるということ。電話で自分の名を言うときなんかは相手が混乱してしまうらしいです。

ドイツ社会では、初めて会って、相手が面白い意味の名字でも、笑いそうになることはなく、それはそれなんだろうなと想像してみたり。まだまだ語りきれないドイツ人姓、毎日気をつけて意味を考えてみるとさらに楽しいドイツ生活が送れることと思います。
2009年03月17日(火) written by まっちょ from (ドイツ)
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