冬の醍醐味☆雪の世界 | 韓国

天気もよく綺麗な眺めでした

先日、郊外の雪山へ遊びに行ってきました。
韓国の南東部の、全羅北道と慶尚南道にまたがる、ムジュリゾートと言うスキーリゾートへ出かけました。
ここは、スキー場もありますが、メインは徳裕山（ドギュサン）という韓国で4番目に高い山があり、そこは国立公園に指定されてます。
標高1614ｍで、頂上からの絶景や、滝の美しさも有名だそうです。

雪のトンネルがずっと続きます

行った後に知ったのですが、ここは日本でもヒットした韓国ドラマ「夏の香り」のロケ地にもなったそうです。
ドラマの中では、夏のシーンだったので、まったくこのドラマと結びつきませんでしたが、この公園の美しさとは、四季折々に見せる、季節ごとに変わる多色な自然の美しさが、一番の魅力のようで、冬には雪で包まれた銀世界、春にはつつじが咲き、秋には紅葉が広がるそうです。
この日は、スキーはすることなく、この山頂の国立公園に登って絶景を堪能してきました。
登ると言っても、頂上の公園までゴンドラが連れて行ってくれるます。
スキー場を横目にしながら、ゴンドラはぐんぐん登っていき、スキー場がすごく小さく見えてきた頃、雪山の中へと入り少し暗くなったので、少し怖くなりましたが、到着して、ゴンドラを折場から出て見ると、真っ青な空がすぐ近くに見えて、空気がキーンと冷たく、別世界が広がってました。
そこだけでも十分美しいのですが、そこからまた30分ほど歩いて、本頂上へたどり着くこともできます。

頂上からの眺めです

この30分の道のりは、非常に寒くて、地面は凍ってるし滑るし、とても疲れました。と言うのも、天気はよくても、山の頂上となると氷点下。
途中で、鼻水で自分の髪が凍るという体験もして、面白かったです。
そんな過酷な思いをした分、その山道と頂上からの景色はとんでもなく美しいものでした。一面の銀世界というのは、こういうものだと深く実感。
枯れ細った枝が、小道の上に重なり合って、そこに雪が積もって、雪のトンネルが出来上がってました。
初めて通る幻想的なトンネルに、ついつい大はしゃぎ、通る人達皆がそこへ入って来る度「ワー、エッポヨー！（きれい〜）」と歓声をあげてました。

ここをずっと頂上めがけて登っていきます

ということは、春、夏にはこの枝に、別の花が咲き、花のトンネルが出来てるかと思うと、なんとロマンチックな公園かと、心底感動してしまいます。
今度は、是非夏に、また違った表情をした、このドギュ山の絶景を見にきたいと思います。