頼まれごと！？ の多い人間関係 | 韓国

韓国は良くも悪くも人間関係が濃い、と思う。だからか（？）、見ず知らずの人にもよくものを聞かれたり頼まれたりする。

日常茶飯事的なことで言えば、地下鉄のホームで電車を待っていると、「どこどこ駅に行くにはこの電車で合っているのか」というようなことをよく聞かれる。よりによって外国人の私に聞かなくとも…と思うのだが、もちろん相手はそんなことは知りもしないし（黙って立っているだけなので）、例え知っていたとしてもそんなことは大した問題ではないのかもしれない。（と最近は思うようになった。笑）

次は近くのマート（スーパー）に行ったときの出来事。冷凍食品コーナーにいた私におばちゃんが近寄ってきて「豚カツ」を探してほしいという。見当たらなかったので、「ここに豚カツはないみたいですヨ」と答えると、納得したのかどこかへ行ってしまった。しばらくしてお菓子コーナーを見ていると、先ほどのおばちゃんがやって来て次は「青い袋に入ったお菓子を探してほしい」という。多少面食らいながらも、とりあえず青い袋に入ったスナック菓子を持っていってみたが、探していたものをは違ったらしく、またどこかへ行ってしまった・・・。

一番びっくりしたのは、職場のトイレでの出来事。歯磨きをしていた私の隣に立った女性が「パウダー（おしろい）のようなものはないか」と聞いてきた。あいにく私のポーチには歯磨きセットしか入っていなかったので丁寧に「あ、持ってないです…」と答えた。・・・が、よくよく考えてみると、もし手元にパウダーがあったとしても、見ず知らずの人に貸していただろうか？？あまり貸したくないのが正直なところだ…。パウダーは今回が初めてだったが、これまでにもマスカラだのアイライナーだのを貸してくれと言われたことがあった。あいにく私は化粧品を持ち歩いていないので、ごく自然に断ることはできたのだけれでも・・・。