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デンマークで誕生日、素敵な習わし

デンマークで誕生日、素敵な習わし

デンマークでは誕生日は一年のうちでとても重要なイベントです。
日本じゃ誕生日パーティーは子供のもの、という認識がありますが、こちらでは大人になっても誕生日パーティーは欠かせないもの。
おじいちゃんおばあちゃんになっても、みんな誕生日パーティーを開くのには驚きです。5の倍数の歳になると、特にパーティーは盛大に行われます。

こちらへ来て、デンマークの伝統である誕生日を祝うということ、子供だけのものにしておくのは勿体ない、素敵な習わしだなあと思うようになりました。

デンマークでの伝統的な誕生日はまず、朝から始まります。
誕生日を迎える本人を、家族や友人、果ては近所の人までが早朝から集まり、みんなで誕生日の歌を歌って起こします。もちろん手にはみんな大好きはデンマークの旗を持って。
そしていつもよりも豪華な朝食(と言っても朝から暖かい食べ物は食べないので、デザートが増えたりゆで卵がサラダがあったり、チーズの種類がいつもより多めだったり)をみんなで食べます。
一軒家に国旗を立てるポールがある家は多いですが、誕生日はみな大きい国旗はもちろん、垣根の周りや窓など、いたるところに国旗が飾られます。
その後は普通に各自学校や仕事へ行き、本格的な誕生日パーティーは夜に行われるのが普通です。

この時に食べるラウケーエと呼ばれるケーキ。
「層になったケーキ」という意味なのですが、これは実は日本のショートケーキと同じ。デンマーク人にとって甘いものは何でも「ケーキ」と呼ぶのですが(クッキーなど)、私たちにとってはこのラウケーエが本当の意味でケーキだなあと思う瞬間です。そしてこのラウケーエはデンマーク人にとってとても特別なスペシャルケーキなのです。

パーティーでプレゼントを渡し、キャンドルを灯したテーブルをみんなで囲み、お酒やおいしいごはんを食べてくつろぐ。
デンマーク人ならではのヒュゲリなひとときです。
2008年11月28日(金) written by 重千代 from (デンマーク)
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