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花のある生活

花のある生活
友人の研修先の花屋。
 友人・知人宅を訪問する際、日本では手土産として、お菓子類を持っていくことが多いのではないでしょうか。一方、ここドイツでは、訪問の際にお花をプレゼントする人が多いようです。ホームパーティやお誕生日会、普通の食事会においても、およばれしたゲストの多くが花束を持ってくるため、会場となる部屋は、一気に華やかな雰囲気に包まれます。
私の友人で、現在、ドイツの花屋で研修を受けている女性がいるのですが、彼女もやはり、「日本人よりもドイツ人の方が花を身近に感じているようだ」と話していました。普段は眺めるだけで終わってしまいがちな花屋が、ドイツでは人々の生活に根付いています。安価なテーブルフラワーや、一輪だけの花を気軽に求める人も多いとか。

花のある生活
街角の花屋で見つけたブーケ。
 また、日本の花屋と異なる部分として、品揃えが幅広い、という点も挙げられると、彼女は言います。日本では、切り花や花束ばかりが目立ちますが、ドイツの花屋には、鉢植えもたくさん置かれているし、花瓶やキャンドルなどの、花とコーディネイトするのに役立つ小物も多く置かれています。お客さまも、積極的に花を楽しもうとする方が多いようで、「この鉢植えの育て方を教えてちょうだい」「この花にはどんな花瓶が合うかしら」などど、よく質問を受けるそうです。
そして、花を注文しに来るお客さまの中で、男性の割合が多いのがドイツの特徴。ヨーロッパの男性は押し並べてそうなのかもしれませんが、特別な日でなくても、愛する女性に日常的に花を贈っているようです。彼にもらったであろう花束を持ちながら、幸せそうに街を歩く女性を目にすると、こちらまであたたかい気持ちになります。花のある生活は、心を豊かにしてくれるように思います。
2008年09月30日(火) written by たみぃ 『ケルンでルンルン♪』 from (ドイツ)
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