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節電の国 ドイツ

節電の国 ドイツ
我が家の天窓
 ドイツに来るまで考えた事もなかったのですが、私達は1日どの位電気をつけて過ごしているのでしょうか。関東で育ち東京の会社に勤めていた私の経験では、「起きて室内にいる間ほぼ全て」です。皆さんも室内で本を読んだりパソコンを操作する時は、なるべく明るい所でできるよう電気をつけたりしませんか?。視力が低下する恐れもあり、それは日本においてごく自然の事のように思われます。
ところがドイツでは電気をつける機会がぐんと減ります。理由は簡単で、外が明るいうちは大抵電気をつけないのです。ドイツのガストファミリーの家に滞在された方なら、昼間明るい内は部屋の電気をつけないよう言われた方もいらっしゃるのでは。語学学校でも天気が良ければ教室の電気はつけません。事務職員も電気をつけずにパソコン操作。道ばたのカフェでさえ昼間は照明なしだったりします。

節電の国 ドイツ
小さくてもこんなに光を取り込めます
これはよく、ドイツのエコ意識とか省エネ対策と言われていますが、(その通りだと思いますが)もうひとつ大事なポイントは、ドイツならではの建物の造りにあると思います。ドイツの家は窓が大きかったり、天窓が多かったり、とにかく光を取り込む事を重視して作られています。高層の建物が少なく、日本のように住宅も密接していないドイツでは、そうする事で窓から十分な光を取り込む事ができます。また室内の照明には大抵白熱電球が使われており、この電球、日本でおなじみの蛍光灯程の明るさは放てません。そもそもドイツ人は日本程の明るさを求めていないのかもしれませんね。
節電の国 ドイツ
机は窓際に設置。
暗くなったら机上の電球をつけます。
とはいえ、使わない電気は消す。そのルールは日本と同じです。うっかり忘れる事が少ないのはやっぱりドイツ人だから?。省エネも徹底的・・と感じるこの頃です。
2008年09月09日(火) written by トロ from (ドイツ)
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