PageTopワーホリネット | ワーキングホリデーとは
200809022453

花の島・マイナウ島

花の島・マイナウ島
ボーデン湖にかかる橋を渡り、
マイナウ島へ向かいます。
ドイツにありながら、熱帯植物に覆われた島があるのをご存知でしょうか?
今回は、一年中花が絶えることのない島・マイナウ島をご紹介させていただきたいと思います。
花の島・マイナウ島
入り口では、
大きなお花がにっこりお出迎え。
マイナウ島は、ボーデン湖(ドイツ、オーストリア、スイスの国境に位置する湖)に浮かぶ小さな島です。ボーデン湖周辺はドイツでも一番温暖な気候のため、ドイツのほかの地方では見られない植物もたくさん見られます。この島は、中世から長い間、ドイツ騎士団の所有となっていましたが、19世紀半ばにバーデン公フリードリヒ1世がこの島を購入し、彼の手により熱帯植物が植えられたそうです。現在は、彼のひ孫にあたるベルナドッテ伯爵の所有となっています。(伯爵はスウェーデン王家の家系につながる方だそうです)彼によって庭園はさらに拡張され、マイナウ島は現在のように、四季を通じで花や緑を楽しめる美しい島となりました。
花の島・マイナウ島
『イタリア式階段の滝
(Italienische Wassertreppe)』という名の
見事な庭園です。
島内には、さまざまな趣向を凝らした庭園のほか、マイナウ城・教会・レストランなどの設備も充実しています。45ヘクタールという小さな島ですので、徒歩で島全体を見て回ることができ、丸一日のんびりと楽しめます。華麗な庭園を眺めるも良し、ボーデン湖沿いをお散歩するも良し。お腹がすいたらレストランで、ボーデン湖でとれる魚料理や、スウェーデン料理等が楽しめます。
花の島・マイナウ島
教会には、厳かなパイプオルガンの
音色が響いていました。
また、ベルナドッテ伯爵の住むマイナウ城の一部は展示室になっており、伯爵家の様子や島の歴史などを知ることができます。その城の横には、18世紀に造られたバロック様式の小さな教会があり、私が訪れたときには、ちょうど教会結婚式が終わった直後でした。驚いたことに、この教会では日本人の挙式も多く行われるそうです。はるばる日本から訪れた地上の楽園のような花の島で、ピンクと白を基調としたかわいらしい教会で挙げる式は、さぞかしロマンティックだろうなぁ、と、思わず想像してうっとりとしてしまいました。
2008年09月02日(火) written by たみぃ 『ケルンでルンルン♪』 from (ドイツ)
Comment(0)


ドイツ関連の記事

この記事へのご感想は以下のフォームからどうぞ

お名前 [必須入力]
コメント [必須入力]
5000文字まで。(コメントにリンクは書き込めません。)
※記事の内容に沿わないコメントはお控えください。
※質問やお問い合わせはお控えください。