PageTopワーホリネット | ワーキングホリデーとは
200806062316

韓国の語学学校

韓国の語学学校
終了式です。
先週、私の通っていた語学学校の春学期の授業が無事終了しました。
韓国の語学学校と言うと、大学付属の語学堂と、一般の語学学院に別れます。
語学堂は三ヶ月単位で一学期と期間が決められており、春学期、夏学期と言ったように設定されてて、入学可能は年4回。
フルタイム(1週間20時間)で毎日授業が行われます。そして、一学期が終了すると、試験を受け、通過すれば次の級へ進級できるしくみになってます。
そして、一般の語学学院になると、1週間単位だったり、1ヶ月単位で入学できたりと選択肢が豊富です。
最近では、語学堂でも、午後クラスや夏休み短期講習など設けてる所もあるようです。

韓国の語学学校
式の後、先生とクラス全員で夕食へ。
ダッカルビを食べました。
そして、私は、基礎からしっかりみっちりと学習したかったので、この大学付属の語学堂に三ヶ月通ってきました。
3月から始まり先週、無事に終了式を迎えました。
韓国の語学堂は厳しいと噂には聞いていたのですが、噂どおり…、先生は親切でいい先生でしたが、宿題が半端なく多く、放課後、クラスメイトと街へ遊びに行くなんて余裕も無く、あっという間に3ヶ月過ぎてしまいました。

毎日宿題で、3〜4時間は取られて、酷いときには、6時間もかかったこともありました。
受験戦争の厳しい韓国では、猛勉強などは、誰もが経験していること。そんな厳しい受験勉強を経験した先生達からすれば、大量の宿題などそれほど大きな問題でもないようでした。
よって毎日、かなりの数の単語を10回ずつ書く、A4用紙一杯にエッセイ、新しい文法を習うとその文法を使って、10文ずつ作文など、
復習効果の高い、宿題が毎日出てました。
ちなみに余談ですが、先生が高校生の時は、毎日学校で夜中の12時まで補講があったそうです。

そして、その3ヶ月の間に、中間考査もあり、次のレベルへあがる為の進級期末考査もあり、すっかり学生時代に戻されたように、みっちり勉強させられました。

そして韓国の学校で驚いたのが、韓国では目上の方を敬いなさいという強い教えがあるのは、日本でも有名ですが、この先生達の位も高いようで、こっちがお金を払って通ってる語学教室、なんて感覚で行ってたら大間違い。
先生に対する姿勢が厳しくて、廊下をすれ違うときは、立ち止まって頭を下げて挨拶するようにや、先生が授業に来る前に教団を綺麗に片付けておけなど、社会人経験の積んだある程度の大人から見ればちょっと面倒な世界。

その反面(偉そうにしてる分…失礼)、受け持ちの生徒に対する愛情や面倒見のよさは、とても感じられました。
授業初日の日に、担任の先生が黒板に、自分の携帯電話番号を書いて、「何か困ったことがあれば、いつでも電話してきないさい。」と
言ってくれたり、期末試験の中に「電話のかけ方。」という、課題が出ていたので、試験前には生徒一人ずつに、
休日にもかかわらず、先生の自宅へ電話をかけて、会話するという予行演習までさせてくれました。

そんな甲斐もあり、我がクラスは全員無事に進級できました。
短い間でしたが、小学生や中学生に戻った様な気分で、先生に甘えて、宿題に追われて、あっという間の楽しい学生生活でした。
韓国人は、一度親しくなると情が深いと聞いたことがあったので、今回、先生の親近感を通じて、こういうことなんだなと実感できました。
2008年06月06日(金) written by SEOYUKI from (韓国)
Comment(0)


韓国関連の記事

この記事へのご感想は以下のフォームからどうぞ

お名前 [必須入力]
コメント [必須入力]
5000文字まで。(コメントにリンクは書き込めません。)
※記事の内容に沿わないコメントはお控えください。
※質問やお問い合わせはお控えください。