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春の味覚・シュパーゲル

春の味覚・シュパーゲル
シュパーゲルの
オランデーズソースがけ
「野菜の王様」「食べられる象牙」「白き貴婦人」・・・そんな美しい言葉で語られるシュパーゲル。シュパーゲルとは、ホワイトアスパラのことなのですが、ドイツ人はこのシュパーゲルが大好き!「ドイツの春」と言えば「シュパーゲル」と言っても過言ではないくらい、思い入れのある野菜なのだそうです。
シュパーゲルが店頭に並ぶのは、春の訪れを感じはじめる4月の中旬。そして、6月24日の聖ヨハネ祭には収穫を終えてしまいます。この季節にしか食べられない、春の代名詞のような野菜なのですね。冬が長いドイツに住む人々にとって、春の喜びは格別。ゆえに、その喜びとともに味わうこの野菜もまた、格別なのだろうと思います。

春の味覚・シュパーゲル
シュパーゲルと季節の果物とソーセージ。
ドイツらしい昼食です。
さて、このシュパーゲル、日本のホワイトアスパラとは、味はもちろんのこと大きさも調理方法も違います。とにかく大きい!そして太いです。日本のホワイトアスパラは付け根の部分を切り落とすだけで調理できますが、シュパーゲルはしっかりと皮を剥き、筋を落とさなければいけません。ちょっと面倒ですが、これを怠るとみずみずしく柔らかいおいしさは半減してしまいます。私は普通のピーラー(皮剥き器)を使っていますが、ドイツにはシュパーゲル専用の皮剥き器まで売っているというから驚きです!
現在、ドイツはシュパーゲルの旬のピークです。シュパーゲル市場にはじまり、ミス・シュパーゲルコンテスト、シュパーゲルの皮剥き大会まで、ドイツ全国、シュパーゲル一色です。この時期は多くのレストランでもシュパーゲルの特別料理が用意されていますので、ドイツにいらっしゃる機会のある方は、ぜひ召し上がってみてください!
2008年05月13日(火) written by たみぃ from (ドイツ)
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