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200802052135

カナダのベジタリアン事情

カナダのベジタリアン事情
ベジタリアン料理店
『The Naam(2724 West 4th Ave.)』の
「Chilaquiles」
カナダで生活していると、「自分はベジタリアン」という人々に頻繁に会います。自身の健康の為にベジタリアンになっている人、動物愛護の為になっている人、もしくは両方、と理由は多々あれど、カナダのベジタリアン人口の多さには本当に驚かされます。というわけで、今回は『カナダのベジタリアン事情』についてお話したいと思います。
“菜食主義者”と言っても、通常は“ベジタリアン”と一括りにしがちですが、“ベジタリアニズム”には実は沢山の“種類”がある事、ご存知でしたか?ざっと分類しますと『ポロ・ベジタリアン(鶏肉・卵・乳製品ならOK)』 『ラクト・オボ・ベジタリアン(卵・乳製品・蜂蜜ならOK)』 『ラクト・ベジタリアン(乳製品・蜂蜜ならOK)』 『オボ・ベジタリアン(卵・蜂蜜ならOK)』 『ヴィーガン(動物性食品を一切摂らない完全菜食主義者)』とに分けられます。カナダに意外と多いのが“ヴィーガン”と呼ばれる完全菜食主義者の人々。それに付随するように様々な“軽度”のベジタリアンもカナダには多く存在するわけですから、カナダのベジタリアン人口が如何に多いか、お分かり頂けるかと思います。

カナダのベジタリアン事情
インド料理店
『All India Sweets &
Restaurant(6507 Main St.)』の
ベジタリアン・カレー・バッフェ
ベジタリアン人口が圧倒的に少ない日本の感覚だと、「さぞかし、食べ物に苦労する事だろう・・・」と思うのですが、“ベジタリアン大国”カナダでは、そんな心配はご無用です。 オーガニック食品を多く取り扱うグローサリー・ストア『CAPERS』や『Choices』等に行けば、オーガニック野菜や豆腐を原料としたベジタリアン用加工食品(豆腐チーズや豆腐ミートなど)を簡単に手に入れることが出来ます。種類もとても豊富ですから、「これが無くて困る」という苦労はまず無いそうです。別に割高感のある前述のストアでなくても、普通の大手スーパーでも冷凍食品コーナーなどにベジタリアン食品が普通に置いてあります。
そんな彼等の外食事情はどうなのでしょうか? こちらも心配後無用です。カナダのレストランの多くは“ベジタリアン・フレンドリー・メニュー”を掲げており、仮にそのメニューが無かったとしても、必要に応じて料理内容を変更してくれるケースが多いです。ベジタリアン専門レストランも沢山あります。それらのお店はベジタリアンで無い人が食べても普通に美味しいしヘルシーだという事で、ベジタリアン以外の人々にもとても人気があります。私も時々無性にベジ料理が食べたくなって専門店に行く事がしばしばです。

皆さんも是非、カナダにいる間にベジタリアン料理を試してみてください。意外な美味しさに驚かれると思いますよ。
2008年02月05日(火) written by Saori from (カナダ)
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