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200801222117

toi toi toi!とダンスワークショップ

toi toi toi!とダンスワークショップ
ワークショップ風景
ドイツに来られてる人でアート系を志望してる方はほとんどがデザインや造形美術を専攻してると思いますが、ダンスもヨーロッパでは重要な位置にあります。ロンドンやロシアではクラシックバレエがメインですが、こちらドイツはクラシックバレエもさることながら、やはり壁崩壊後からは特にコンテンポラリーダンスがヨーロッパの中では最もアバンギャルドなものが多いように思います。
日本では「コンテンポラリー…?」と、認知度が低いですがこちらではフェスティバルやワークショップ(以下WS)も日本よりも数も多く、また安く参加できます。
確かに実際WSの現場に行くと言葉の壁とバレエ経験の有無を感じることもしばしば、、。しかし、コンタクト・インプロヴィゼーション(以下C.I. 即興ダンスとでもいいましょうか)というダンス・カテゴリーのうちの1つなら、体が硬い人でも障害があってもダンス未経験でも気軽にお試し参加できます。

このC.I.。日本ではダンス経験者でさえあまりやったことがない人が多いのですが、ヨーロッパでは非常に重要なベースとして捉えられています。 知人のロンドン在住のバレダンサーがある時サシャ・ヴァルツの公演オーディションにベルリンまで参加しに来た際、即興でグループで踊るという課題を与えられたらしく、C.I.の重要さを肌で感じたと言っていました。

toi toi toi!とダンスワークショップ
toi toi toi(トイトイトイ)はドイツのパフォーマーが
本番前にみんなで声を掛け合う
“おまじない”の言葉です。
日本でも有名なドイツの振付家ピナ・バウシュのカンパニーでもおそらくこれは作品を作る過程で重要な位置にあるように思います。そんなC.I.はダンススタジオのWSクラスにも組み込まれていますし、Jamというもっとオープンで好きに踊っていいというクラスもドイツにはあります。また国際的に有名なC.I.フェスは毎夏フライブルクで行われています。
ダンスは国境を越えます。C.I.に興味を持たれた方でこれからワーホリに行く方は、3月に日本であるこちら(http://www.ci-jp.com)に単発からまず体験してみるというのもいいかもですね。
2008年01月22日(火) written by mosch from (ドイツ)
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