PageTopワーホリネット | ワーキングホリデーとは
200801042100

東欧におけるシェンゲン協定

東欧におけるシェンゲン協定
このスタンプはもう鉄道旅行では
お目にかかれません。。
ちょっと寂しい、、
ドイツを拠点に列車でポーランド・チェコ・スロバキア・ハンガリー方面へ旅されるワーホリさんは沢山いると思いますが、先日2007年12月21日付けで、これら東欧の一部を除く国でシェンゲン協定が陸路・海路の入国で実施されることになりました。(実施国=ポーランド・チェコ・スロバキア・ハンガリー・エストニア・ラトビア・リトアニア・マルタ・スロベニア)
この”実施”というのは“調印した”というのとは意味が違い、例えばドイツ・チェコ間のお手頃価格で行ける列車移動の際、つい最近までは国境付近にさしかかると列車内で両国の検札員が座席までパスポートの出入国チェックをしにきてその場でスタンプを押すという行為が必ずありました。しかしこれが今後はスタンプが押されることが空港以外ではなくなってしまうのです。
東欧におけるシェンゲン協定
・チェコ行きの列車内の
トイレのフタを開けると・・?!
このシェンゲンの実施、ワーホリ期間中の方にはあまり関係ありませんが、以前なら90日の観光ビザで来られる方がシェンゲン協定国内に滞在となると、ドイツに居てもフランスやオランダに行っても同じ90日内の計算としてカウントされ、上記のチェコなどシェンゲン未実施国に行くとこの90日のカウント外の扱いになっていました。
それが、この12月21日からのシェンゲン協定実施によりチェコ・ハンガリーへの旅も同じ他のEU諸国と同じように90日内の計算に入れないといけないということになります。
私はたまたまシェンゲンのことは知らず秋に列車でチェコまで往復したのですが、列車内で出入国審査が行われるというのが生まれて初めてで新鮮な光景でした。そんな出入国スタンプも今後は空港でのみ押してもらうようになります。
(注:空港での実施は2008年3月29日から)
2008年01月04日(金) written by mosch from (ドイツ)
Comment(0)


ドイツ関連の記事

この記事へのご感想は以下のフォームからどうぞ

お名前 [必須入力]
コメント [必須入力]
5000文字まで。(コメントにリンクは書き込めません。)
※記事の内容に沿わないコメントはお控えください。
※質問やお問い合わせはお控えください。