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200710162013

ドイツ家族の子育て

子供たちが通っているミュージックコースの先生マティアスが突然、実は、と切り出したのは先日のこと。先生は8月中旬に3人目のパパになったことを告げ、それから彼の奥さんが医者であり、どうしても研究と勤務に戻らなくてはいけない、そして自分は11月からいわゆる育児休暇(Elternzeit)に入ると!一瞬驚きと尊敬のまなざしになったのはいうまでもありません。そういえばドイツではそんなこと普通だった!とその後思ったのでした。

日本でも男性が育児休暇をとることができるけれど、ここドイツのように男性がメインの育児をするために休暇をとるなんて、上司にその相談話を切り出すことでさえできないのではないでしょうか。しかし、ドイツでは赤ちゃんが生まれると男性も長期の育児休暇をとるケースをよく耳にします。男性が育児をサポートしてくれる。女性にとってはとてもありがたいことです。

だから女性の出産後の社会復帰も、当たり前。ママになっても新しい資格を取るためにまた勉強しに行ったりも普通に出来ます。そのために子供を保育所にいれることもできるし、社会全体が協力してくれる雰囲気なので、年をとってもやる気さえあれば、気兼ねなく新しい道を開くことができるドイツのシステムはすばらしいと思っています。女性の夢をかなえるために協力してくれるだんなさんもすごいですね。
ベルリンでは出産後1年半から2年くらい子供を世話して、その後KITAと呼ばれる保育所に入れ、お母さんは働き始めることが多いです。保育所の送り迎えも、朝はお父さんが連れて行って、午後は仕事を終えたお母さんが迎えに行くという(または逆パターン)夫婦交代制が多いです。お父さんがどんなに夜遅くまで働いていても、朝のKITAまで送っていく道のりを子供とたくさん会話をして過ごすことを大切にする、家族みんなで子育てすることが重要とされています。
2007年10月16日(火) written by まっちょ from (ドイツ)
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