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200710021995

もうすぐハロウィーン!!

もうすぐハロウィーン!!

10月に入り、すっかり秋の様子を呈してきたバンクーバー。街路樹の紅葉と共に、街には黒とオレンジの色が目立つようになりました。そう、ハロウィーン・シーズンの到来です!今回は『カナダのハロウィーン事情』についてお話したいと思います。

日本にも浸透しつつあるハロウィーンですが、主に英語圏(特に盛んなのは北米)で祝われている秋の伝統行事で、発祥は古代ケルトにまで遡ります。古代ケルト暦では10月31日が大晦日とされ、その日の夜は死者の霊が家に帰って来たり、精霊や魔女がやってくる日と信じられ、それらから身を守るために仮面を被ったり、家の前に魔除けの火を焚くという風習が生まれました。現在ハロウィーンの日に行われている仮装や、家の前に置くカボチャのランタン(Jack-O-lantern)は、この風習から発生したものです。

もうすぐハロウィーン!!

カナダでは、9月に入った時点で店頭にはおどろおどろしいハロウィーングッズや、仮装用のコスチュームが並び始め、10月半ば頃になると、スーパーにはジャコランタン製作用のカボチャが並び始めます。これらは以外にも殆どが安価で、一見高そうな仮装用コスチュームも15ドル辺りからフルセットで手に入れることができます。ドラッグストアや、大手スーパーの衣料品売り場で購入出来ます。グッズに関しても、ドラッグストアやスーパー、ダラーストア等で安く手に入るので、仮装まではしなくても、殆どの人々が家の中をハロウィーン仕様に飾りつけています。

ジャコランタンを作るのもハロウィーンの楽しみの一つ。お馴染みのオレンジ色のカボチャは見た目に相反し皮がとても柔らかく、果物ナイフでサクサクと簡単に彫れてしまいます。このジャコランタン、実は子供たちがお菓子を求めて仮装し、家々を練り歩く『トリック・オア・トリート』の訪問目印になっている事、ご存知でしたか?ジャコランタンが明々と軒先に置かれている家は「うちにお菓子があるから取りにおいで〜」と子供たちに示している事になるのです。ただし、手作りお菓子は禁止とされています(毒物・薬物混入防止の為)。あげるお菓子は市販のキャンディーやチョコレートでないといけません。ピーナツアレルギーを持つ子も多いので、ピーナツフリーのお菓子を選ぶことも推奨されています。

ここで、バンクーバー(並びに近郊)にお住まいの皆さんにお知らせです。10月27日(土:午後6時より)にCommercial Dr.のGrandview Parkにて、毎年恒例のハロウィーン・パレード『Parade of the Lost Souls』が開催されます。本場の凄いハロウィーン仮装を見ることが出来ますよ。当日は参加者&見物人でごった返すのですが、お世辞にも治安が良い場所とはいえません。行かれる場合は、個人ではなく、必ず複数人で参加してくださいね!!

この時期には仮装パーティーも頻繁に行われます。皆さんも楽しいハロウィーンを過ごされますように!!
2007年10月02日(火) written by Saori from (カナダ)
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