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200709111964

とっても似てる言葉たち

 韓国で日本語教師をしていて、授業中、生徒たちが思いがけない場面でくすくすと笑いだすことがあります。「今なにかへんなこと言ったっけ?」と思わずどきりとするのですが、そんなときはたいてい、わたしの言った日本語の単語が、韓国語にも存在するときなのでした。

 例えば「欠席」とか「景色」という単語。この発音は、韓国のとってもひどい悪口に似ているようです。この単語を説明しているとき、生徒がくすくすと笑い出し、それに気付いたわたしは、「ああ、そう言えば、×××って言葉なんですよね」と気軽に口にしたのですが、それは口に出すのもはばかられるほ悪い言葉らしく、うっかり生徒をひかせてしまったこともあります。
 そのほかには、「運がいい」、「運がわるい」という言葉を勉強しているとき、わたしが一生懸命、「運が」、「運が」と説明すればするほど、学生がそれに比例してにやにやするのです。なぜかというと、この三文字は日本語のウンチに当たるからなのでした。

 あともうひとつ、韓国の町を歩いていると、よく人々が「おちゃっぴい」と言っているのを耳にします。この言葉、若い方はご存じないかもしれませんが「ちょっとおませな女の子」という意味なんです。かれこれ二十年近く前、わたしが高校生だったころ、「おちゃっぴい」という題名の雑誌があり、内容はやっぱりませていて、メイクに関することとかセックスに関することとかで、ちょっと大人ぶって読んでいたことを思い出しました。ちなみに韓国語のおちゃっぴいとは「どうせ」とか「とにかく」といった意味があるようです。

 ついでに他のものも紹介しますと、猫→ネッゴ(わたしのもの)、河童→カッパ(マッチョマンの胸)、なぞなぞ→ナジョナジョ(ちょーだい)、手品→テジナ(韓国の演歌歌手)、ジャージ→×××などがあります。最後のものは、女性は絶対に口にしないほうがよさそうです、あしからず。
2007年09月11日(火) written by 工藤リサ from (韓国)
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