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ドイツエコ話

ドイツエコ話

いまや全世界的なエコブームですが、ドイツでは以前から特にこの問題に真剣に取り組んできた国のひとつであるといえます。あの有名なごみ分別も、買い物にはマイかごやマイバックを持っていく、というのもここでは当たり前に行われていました。駅には色分けされた分別ごみ箱が、台所に分別ゴミ箱のある家庭も多くみられ、庭には大きなごみコンテイナーがびん、プラスチックごみ、燃えるごみ、紙ごみなどと色分けされて並べられています。

ドイツエコ話

鉄や電気製品、家具はこれらのコンテイナーには捨てることが出来ないので、専用の回収会社を個人的に呼び、しかもその処分費用を支払わなくてはいけません。以前ごみコンテイナーにビデオデッキを捨てた隣人がいて、回収に来た回収会社が他のごみごと持っていかなかったことがありました。そのビデオデッキを捨てた人は直ちにもっていくこと!そうしないとごみを回収してくれません!という管理人の怒りの張り紙を今でも思い出します。回収費用がかかるし、ドイツでは普通いらなくなったテレビや家具は無料で取りに来てくれるセカンドハンド店、または知り合いや学生さんにネットで紹介して安価で売ったり、差し上げることが多いです。日本のように消費サイクルの早いところではなく、物を長く使用する風潮のあるとてもエコな国ドイツ。

牛乳のテトラパックも増えましたが、その昔日本にもあった
リサイクル瓶のジュースやビールも普通に使用されています。購入時にはPfandと呼ばれる8から15セントほどのデポジットを支払い、空瓶は購入したスーパーに戻すと、デポジットが返金されます。ペットボトルものには、25セントのデポジットが。。。25セントというのは捨てるには高額なため、スーパーにペットボトルを持って行き、返金してもらいます。私としてはとても面倒くさい!と思ったりするのですが、エコのため!と思いきちんと分別、ボトルもきちんと整理しておきます。なぜかこういうことにまめなドイツの人々。大量の重い瓶と軽くても場所を取るペットボトルを抱えて、買い物に行く姿をよく見ます。エコが生活習慣にすでに溶け込んでいるといえるでしょうか。
2007年08月21日(火) written by まっちょ from (ドイツ)
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